筋肉を使わず骨で踏む

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photo:boss takagi氏

私は最大パワーの絶対値が他の選手よりも低い。筋トレしてやっと人並みといったところだ。とすると、まともにスプリント勝負やってもなかなか勝敗に絡むことは難しい。ただ、戦略で勝てるロードレーストいう競技の性質上、頭を使うことでもしかしたら順位が一つでも上がるかもしれない。

そのためにもまず練習ななのだが。最近トレーニングの内容を手帳に手書きしている。最近というよりもここ三年。理由は手帳が三年連続のタイプを使っているから。これは結構面白い。今年堺クリテリウムがあった日は、去年の熊野の日だ。1年前に何をやっていたのか瞬時に分かる。

普通の能率のやつ使ってるんだけど。

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私はこまめに毎日メモを続けてはや10年になった。私にとって書くことは頭の整理をすること、そして生きること、様々な重み付けがなされる。自分でも、理系の理系なのになぜここまで書くことが好きなのかよくわかっていない。父も祖父も化学を主としていたが、祖母情報によるところ、曾祖父は文章を綴る新聞記者だった(らしい)。

とすると、先祖らの微妙なさじ加減で私がいると仮定するととても興味深い。ただし、生かすも殺すも自分次第で天から降ってくるものではない。あ、今日は骨で踏むという話題だった。少し朝練での出来事を書いてみよう。

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筋肉よりも骨で

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人大杉。

2016年1月に発売された宮澤選手の書籍をいま読んでいる。後ほど詳細レビューを行うが、まだ読み終えていない。昨今のパワーメーターのブームによりパワーパワーと本書にもあるが、他の書籍と違うのはパワーを生み出す身体をもっとうまく使おうというアプローチだ。

我々サイクリストがよく陥りやすい間違いは、レースでもバカスカパワーを使うことだ。ことレースにおいては要所要所でパワーを出し入れする。肝心の勝負どころでパワーが無ければそれで終いだ。ローラーでパワーを出す練習をし、その延長線上でレースを走る際には考え方を変える。

当たり前のことだけど、昔の自分は一生懸命走るのが一つの表現だった。一生懸命走るという目標なら、それで良い。ただ、リザルトに残る情報が全てでレースは着順を競う。自身の中の満足度と、レース結果は比例しない。自己満足の世界で終わるのか、無機質なリザルトを求めるのか、人によって判断が分かれる。

その中でいかにエコノミーに走るのか、人によって技術が別れるわけだけど、筋肉はよりしなやかに、ただついているだけのように使う技術がまだ身についていない。脱力しつつパワーを出すには骨を意識し、力の伝達効率を上げることが求められる。

まだまだ体の動きは難しく、私の理解の範疇を超えないが、より深く自分を観察し、自分の持てる力で最大の結果を生み出していきたい。どこまで何ができるか、日々の少しの改善と観察がリザルトへつながっていく。

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