SNSや通知が気になって、無意識にスマホを触ってしまう。
仕事や勉強中、はたまた家族や友人との会話中、ましてや運転中なんてときでも「ながらスマホ」をしてしまう。わかっているけど、無意識にスマホを手に取り、スワイプして「なにか新しいことは無いか?」とスマホを触り続けてしまう。
貴重な時間をスマホにどれだけ溶かしてきたか、考えるだけでも嫌になる。ただ、やめられない。そうなってくると、スマホ依存症、スマホ中毒を疑ったほうがいいかもしれない。そんな方に、わたしが使っている「スマホを物理的に触らない」ようにするためのデバイスを紹介したい。
タイムロッキングコンテナだ。
設定した時間までケースにロックがかかる仕組みだ。わたしは社会人になってから「毎年1つ資格を取る」という目標を掲げて試験勉強を趣味でやっているのだが、最近はスマホを何気なく触ってしまうことが多くなっていた。
貴重な1日の時間をスマホは20分、30分、と奪っていく。
今回紹介するタイムロッキングコンテナにスマホを「物理的に封印」して勉強を行ったところ大きな効果があった。初めは、触れないことが不安だったが、不安に思うことこそがスマホ依存症の根源であることを理解し、スマホがなくてもなんとかなることがわかった。
おもしろかったのは、「ロックされているにもかかわらずスマホに手を伸ばしてしまう」という行動を当初10回くらいした。
多少スマホをさわれなくてもなんら生活に支障をきたさない。むしろ、スマホを触りたいと思うほうが、わたしの人生に支障をきたしていたのだと理解することができた。すべてこのタイムロッキングコンテナのおかげだ。
はじめは、マジで禁断症状が出てくるが、1日でこの中毒症状がなくなり解毒される。実際に試してほしい。スマホから遠ざかる幸せを感じてほしい。
ロック中でもケースの小さな穴から充電ケーブルを通すことができる。
わたしは、毎朝トレーニングをしているのだが起床時に無意識にスマホを触ってしまうクセがあった。そのため、出社時間の5分前にロックが解除されるように設定してから就寝するようになった。
朝の貴重な時間も有意義に使うことができるようになったのだ。
正面のゴムカバーを取ると中が見えるようになっている。
一見すると、無駄な機能にも思えるが、スマートフォンの前面を向けてロックする場合は、通話に応答したり音楽を聴いたりすることができる。裏返して背面を向けた状態でロックする場合はタッチスクリーンにふれることができないため、完全にスマホとおさらばできる。
バッテリーは大容量の600mAhを使用しており、フルチャージで90日の連続使用が可能だ。
内寸は168.5 x 85.5 x 16 mmで、スマホケース付きでも問題なく入る。外寸は215 x 95 x 24 mmで本体はABS樹脂で作製されており、従来のスマホロックボックスよりも衝撃に強い。壁が厚くて硬めの素材を使用しているため簡単に壊れることはない。
iphone 14のような大型のスマホでもすっきり収まる。
強制解除5回でぶっこわれるステキな仕様w
このタイムロッキングコンテナには素晴らしい機能がついている。
「強制解除を5回するとぶっ壊れる」
という余計なのか、素晴らしいのか、わからないプログラムが組み込まれているのだ。5回強制解除するとタイマーを設定しても動かなくなり、製品として使い物にならなくなるという素晴らしい仕様だ。
強制解除の方法も素晴らしい。下10回連打、電源ボタン10回連打という、やっている間に「ワイのスマホ中毒まじでやべぇな」「そこまでして使いたいのか」「我慢ならんのか」という、自己嫌悪と悔い改めるには十分すぎるほど面倒なコマンドを入力する必要がある。
わたしはまだ強制解除を使ったことはないが、これで取り出したら本当に重度のスマホ依存症だと思う。とはいえ、緊急時を考えて覚えておきたい機能だ。
まとめ:スマホ依存よ、物理的にさようなら
タイムロッキングコンテナは、勉強中、仕事中、運転中、電車通勤中、友人や家族と会っている間、あなたからスマホを遠ざけてくれる。何も用がないのに、スマホに手が伸びて思わず触ってしまう方にもぴったりだ。
使い方もかんたんで、1分から最大24時間まで設定することが可能だ。スマホ依存症から脱却したい方、時間を無限に溶かしたくない方は、タイムロッキングコンテナで失われていく可能性がある時間を、いますぐ取り戻してほしい。