GARMIN INDEX S2 レビュー Wifi自動保存や体脂肪率、体重傾向がわかるスマート体重計

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ガーミンの新型スマート体重計のインデックスS2をテスト。ガーミンといえばサイクルコンピューターだが、最近ではスマートウォッチや体重計など幅広いジャンルを開拓している。今回は実際にガーミンのインデックスS2体重計を購入した。

ガーミンインデックスの後継モデルであるS2は、体重の傾向を示すグラフィックスが追加され、測定精度が向上した。また、体脂肪率、水分量、BMIといった身体分析が可能になった。これらのデーターは、WiFi経由でGarminConnectアカウントと同期される。ユーザーはスマートフォンのアプリで詳細な測定値を一目で確認できるようになった。

GARMIN INDEX S2の特徴は以下の通りだ。

  • 高解像度カラーディスプレイを備えたスマート体重計。
  • 身体分析値:体重、体脂肪率、BMI、骨格筋量、骨量、体水分率。
  • 長期的な体重変化を追える体重傾向グラフ
  • 天気予報
  • 最大16人のユーザー測定値の自動検出と処理
  • WiFiデータ自動同期(GarminConnect)
  • バッテリー寿命:最大9ヶ月

いままでスマートスケールのWithingsのWifi Body Scaleを使用してきたが、今回Garmin Index S2に乗り換えた。それぞれのポイントを踏まえIndex S2をレビューしていく。

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身体傾向グラフ

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新たな体重傾向グラフは、長期間にわたって体重の変化をわかりやすく追跡できる。画面上のウィジェットには、過去30日間の測定値が折れ線グラフで表示される。そのため、体重が減少傾向にあるのか、それとも増加傾向にあるのかがひと目でよくわかる。

また、体重傾向と同じく体重と水分量のバランスも監視できる。「体脂肪が減ったのか」それとも「水分量が減ったのか」といった僅かな違いも、以前の測定結果と比較しながら確認することができる。トレーニングの後に飲む水分の量を決定するためにも役立つ機能だ。

他にもガーミンインデックスS2は、体重、体脂肪率、BMI、骨格筋量、骨量、体水分率など、様々な身体データを測定できる。

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Index S2の地味に便利な機能は天気ウィジェットだ。毎朝かかさず体重計に乗るため、1日の始まりに天気を把握したいと思っていた。事前に雨が降るとわかれば、予め傘の準備をすることができる。これらのウィジェットが不要な場合は、個別にオンまたはオフに切り替えることができる。自分の目標に関連するデータのみを表示すればよいだろう。

GarminSmartスケールを初めてセットアップするのは簡単だ。Garmin Connectがナビする手順説明のおかげでほとんどクリックするだけで設定が終わる。IndexS2で測定した身体のデーターは、WiFi経由でGarminConnectアカウントと自動的に同期する。そのため、スマートフォンを常に用意しておく必要はない。

体重と体の分析データはGarminConnectにシームレスに転送され、日次、週次、月次、年次の図と傾向を表示できる。そこで、スケールに表示するウィジェットをカスタマイズすることもできる。Index S2は最大16人のデータを保存できるため、子供や妻、両親など家族で使うには最適だ。

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精度

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測定精度はタニタの体重計と比較したところ全く同じ値を示し、国産ブランドの体重計から乗り換えても問題はなかった。実際の測定結果を確認したところ、数週間にわたって親しい値を示していた。体脂肪率の値はそれほど変動することはなかったが、真夏で汗をよくかき、さらに大量の水分補給していたため、計測された水分量の変動も大きいという傾向がよく読み取れた。

私の例では、体脂肪率は10%〜9.8%、骨量は5.0kg前後、水分量は60%から65%程あることがわかった。トレーニング後や、風呂上りなどは電流が通りやすいため値の計測に若干影響を及ぼす可能性がある。

精度はある程度担保できていると推測できるが、測定粒度は0.2kgと非常に粗い。高価なスマートスケールとして売るのならば、最低でも100g単位の測定ができてほしかった。

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使い方

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ガーミンINDEX S2は体重計の手前側を足先で突付くと起動する。Withingやタニタは乗ると起動するタイプだったため、Index S2の起動方法がはじめは馴染めなかった。乗ることで体重を測定し、計測し終わったあとは、体重、体脂肪率、BMI、骨格筋量、骨量、体水分率、天気が順番に表示される。

実際の体重測定にはスマートフォンは必要なく、体重は自動的にWifi経由でアップロードされる。体重の測定結果や傾向はGarmin Connectアプリを使用して確認することができるため自分で管理する必要がないのが便利だ。

体重測定後、カラーディスプレイには分析値が美しく表示される。さらに、最後の測定値との差が計量直後に表示されるため、体重が増えたか減ったかをすぐに確認できる。天気予報ははじめ不要だと思ったが、午後に雨が降ることを知らず家を出る可能性も減らせるばかりか、傘を忘れる心配も少なくなるだろう。

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天気予報が表示されるだけ、といえばそれまでだ。しかし、毎朝会社に出社する前に体重計に乗る私にとって天気予報は地味に便利な機能の一つである。

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まとめ

Garminの新しいIndex S2スマート体重計は自動で体重をGarmin Connectアップし、体重の傾向を統計情報として整理してくれる。そして、直感的に使用できるよう作り込まれている。Garmin Connectでトレーニングを記録している人にとって1つのアプリで完結できるのは便利だ。

Index S2のカラーディスプレイは測定値をグラフィカルに見やすく表示してくれる。私自身、天気予報の機能は素晴らしいと思うが人によっては不要だと思う場合もあるはずだ。その場合は、省略することもできる。

測定値はタニタの体重計と比較しても同一でありほぼ同一の値を示していた。体脂肪率が小数点以下の桁数まで表示され、何より水分量が表示されるため、「水分が抜けただけなのか」や「体脂肪が落ちたのか」を正確に知ることが可能だ。

価格は19,800円とお手頃とは言い難い。また、すでにWithingsのWifibody Scaleを持っている方は、天気予報が表示されることやGarmin Connectとの連携が必要なければIndex S2に買い換える必要はないと思う。ただ、Garmin Connectで一括管理したい方、スマート体重計を所有していない方は候補として検討しても良いスマートスケールだ。

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