すね毛を剃ることはサイクリストのたしなみだ。
サイクリストがすね毛を剃る理由は、見た目、マッサージのしやすさなどがある。スペシャライズドが行った風洞実験によれば、すね毛を剃ることによってエアロダイナミクスが向上する効果も明らかになっている。
すね毛に関しては、当ブログでも散々調査した。
わたし自身、いまでも永久脱毛をしようと考えている。ビチアモのサイクリスト専門脱毛サロンの話題はタイムリだった。しかし、気になるのは価格だ。サロンで行う光脱毛やクリニックで行うレーザー脱毛は非常に高額であることが知られている。
- レーザー脱毛:35~40万円(5~6回)
- 光脱毛:40~45万円(8~10回)
上記の金額で施術できる回数の範囲の効果はと言うと、「自己処理が減る」程度であり、ツルツルにするためには10~20回以上の処理が必要になる。結局、100万円近い出費になる。それゆえ、脱毛は巨大ビジネスになっている。
そんな情勢の最中、脱毛ビジネスに風穴をあけるべく立ち上がった自転車関連企業がある。自転車買取のビチアモだ。しかも、「サイクリスト専門の脱毛サロン」だという。驚いたのは30分4500円という価格だ。脱毛サロンとしては破格の価格設定だ。
ビチアモが立ち上げたサイクリスト専門の脱毛サロン「ビチスタ」はなぜ安いのか。その秘密は余分な「隠れコスト」を徹底的に排除したことにある。既存の脱毛サロンが高額な価格設定をしているのには理由がある。
- 施術スタッフの人件費
- 広告費
- 内装費
- 家賃
- マシン代
上記のコストが、実際に施術を受ける人が払う料金に上乗せされている。ビジネスだから仕方がないかもしれないが、消費者からすると脱毛できればいい。そこで、ビチアモが運営するビチスタは以下の企業努力で価格を抑えている。
- 施術スタッフの人件費 → セルフ式で大幅カット
- 広告費 → 自社メディアや店舗での告知で大幅カット
- 内装費 → ワンルームマンション活用で大幅カット
- 家賃 → ワンルームマンション活用で大幅カット
- マシン代 → 妥協なし
これらを切り詰めているため、「妥当な価格設定」になっている。セルフ式で不安に思われるかもしれないが、施術自体はとても簡単だ。実際にパナソニックが家庭用光脱毛器を販売しており誰でも簡単に使用することができる。ビチスタが導入しているハイパワーな業務用(サロンで導入されている)も基本的な仕組みは同様だ。
ユーザーは業務用のマシンを30分レンタルできると考えるほうがわかりやすいだろう。
目的は、「ちゃんと脱毛できること」であるため、それ以外の店の雰囲気だとか、施術してくれる美人なお姉さんの存在などは不要だ、というのがビチアモのスタイルだ(とはいえ、マスク越し美人に施術される体験もそられるが)。
実際の受付から施術の流れは以下の通りだ。
- ネット予約
- サイクルジャージ店にご来店・受付
- サロンにご案内
- 初回のみ説明
- 施術
- 終了
光脱毛全てに共通していることとして、毛を事前に剃っておく必要がある。施術前日の夜、もしくは当日来店前に剃る必要がある。長い毛のままだとやけどの原因になる。
マシンの使い方については、スーッと撫でるように照射器の先端をなぞるだけでいい。同じ場所に何回も照射しても効果は変わらないため、広範囲に照射することがポイントだ。
すね毛を毎回剃っているサイクリストは1度試してみる価値がある。家庭用の照射器よりもハイパワーな業務用ということもあり、コストで見ればパナソニックの光エステ製品を買うよりも安上がりだ。
余談だが、ビチアモの西代表は全身脱毛(デリケートゾーンも全て)しているという。「顔と頭に生えている毛以外は全て過去置いてきた」と言ったか言わないかは定かではないが、とにかく首から下の毛は全部無いらしい。↑のブログでは、銭湯で西代表の首から下を見た男性(80歳)とのやりとりもシュールだ。
サイクリストであればすね毛は不要だ。これから先何十年もずっと毛の処理をするくらいなら、いっそのこと光脱毛をしたほうがいい。これから先に待ち受ける「ムダ毛処理の時間」が無くなり、別のことに時間を費やせるようになるのだ。人生のQOLも上がることは間違いない。
予約は以下のサイトから行える。