パナレーサーデュアルヘッドデジタルゲージインプレッション 旧型からの変更点は買うに値するのか

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今まで空気圧調整をするためにTOPEAK、SKSといったブランドを使用してきたがパナレーサーのデュアルヘッドデジタルゲージを長らく愛用してきた。シクロクロスの空気圧調整でかれこれ10年近く使用してきたが、測定精度、耐久性といったあらゆる方面で満足の行く製品だった。

デュアルヘッドデジタルゲージには後継品のBTG-PDDL2が存在しており、一見すると大きな変更点は無いように見えた。そのため、発売後すぐに買わず旧型を使い続けていた。しかし、ロードシーズンが始まることと、インピーダンスロスを減らすためタイヤ空気圧をより正確に計測したいと思いBTG-PDDL2を購入することにした。

結果から言えば、使ってみないとわからない部分で改善が施されており使い勝手が向上していた。

今回の記事は、パナレーサーのBTG-PDDL2をインプレッションする。旧型との違いや実際の測定精度、そして旧型から買い換えるほどのメリットがあるのかを調査した。

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旧型との違い

カタログ上で共通している仕様は大きく以下の5つだ。既に完成されてるゲージであるため大幅なアップデートは施されていない。

  • 仏式・米式両方に対応するデュアルヘッド
  • ディスプレイバックライト
  • 空気圧調整が可能
  • パッキンBTG-PDDL1-FVR
  • CR2032電池を使用

新型で変更が施されたのは、計測モードと調整モードの切替が不要になった。操作方法はシンプルになった。それ以外にも新型にはいくつか改良された部分があったため以下にまとめた。

  • クリック感が増した
  • 握りやすくなった
  • 小型化した
  • バックライトが青色になった
  • バックライトが明るくなった
  • 謎の小型ライトが無くなった
  • 若干だが自動電源OFFが早くなった

空気圧調整に関しては、旧型を踏襲しているが押したときのメリハリ感は新型のほうが優れていると感じた。というのも、旧型にはシーラントをぶちまけたことがあり詰まっている可能性があると今更ながら気づいた。

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その他には、グリップ感が良くなった。旧型はややゴム感のある樹脂だったが、新型はザラザラとしたプラスチック製であるにもかかわらず、しっかりと握れるため滑ってしまう心配もない。

また、バックライトの改善は予想以上に好印象だ。ブルーライトが非常に見やすく、心を落ち着ける色であるため、真剣勝負の空気圧調整に一役買ってくれている。というのも、例えば空気圧を1.37barに落とすときに、0.01を刻む時に微妙な力加減で行う必要がある。ブルーライトによって、繊細な調整もしやすくなると思うのは思い過ぎだろうか。

うん、思いすぎ。

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レビュー

最も気にしていたこととしては、「旧型から買い換える必要があったのか」ということだった。性能がそれほど変わらず、外見やデザインのみの変更であるのならば不要だ。しかし、結論を言えば新型のBTG-PDDL2を買ってよかったというのが率直な感想だ。

まず、空気圧の表示画面が大きくなり値が見やすくなったということは意外と意味のあることだった。早朝に家を出る時に、暗い場所でも空気圧調整がすんなりとできることはメリットだと感じた。前作は電球のような色だったが、新型は青色のバックライトで予想以上に数値を読み取りやすかった。

そして、バックライトは何らかの操作で点灯し、10秒程度で消灯した。電池の消耗も抑えることができ、前作と比較して自動終了までの時間は短いのだが、一度測ってしまえば終わりなので、この短さでも問題はなかった。

電池もパワーメーターでおなじみのCR2032を使用している。パワーメーターと流用できるため、電池を複数用意する手間も心配もない。

また、バルブ挿入口のヘッドは180度回転する仕組みだ。仏式と米式を切り替えることができる。ヘッドはどの向きでも空気圧の測定は可能だ。ヘッドのバルブ挿入口を微妙な角度で傾けることで測定結果を見やすくするという使い方もできる。

前作もそうであったが気温の変化にも強い。寒いシクロクロスのシーズンや暑い夏場でも測定結果がばらつくということはなかった。そもそも、ポンプに着いているゲージの結果は参考程度、むしろ信用してはならないためデジタルゲージは必須と言えるだろう。

もう一つ嬉しいのは、ヘッドのバルブ挿入口のゴムが前作の「BTG-PDDL1-FVR」を流用できるということだ。わずか140円程度で購入できるゴムパッキンであるため、私は常に5個ほどストックしている。まれに売り切れになっていることがあるため、いくつかまとめ買いしておきたい消耗部品だ。

価格もほぼ据え置きでこれだけの機能と改善が施されているため、買って損は無いデジタルゲージといえる。

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まとめ:安定の王道デジタルゲージ

B08QMJZNZ9

旧型から買い換える必要もないかな、と思っていたが新型のパナレーサーデジタルゲージは非常に満足度の高い製品に仕上がっていた。しかも2300円とめっちゃ安い。王道のデジタルゲージがゆえ、前作を使っているユーザーはかなり多いと察しているが、十分に買い替えても問題のない製品と言えるだろう。

むしろ、前作で困っていたモードがあれこれ変わってしまい、「現在の測定モードが何なのかわからない問題」からまず開放される。そして、豆電球のようなバックライトから、青色のバックライトで見やすくなった。

空気圧の調整ボタンもメリハリが効いた感じに若干の仕様変更が施されている。そして、最も重要な測定精度も±0.1barで0.01bar表示で空気圧の測定と調整が可能だ。フロアポンプのゲージ測定精度はあてにならないため、デジタルゲージは必須と言えるだろう。

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最後に、このデジタルゲージを使うためにはバルブ突き出し量が最低15mm以上の必要になる。もう一つ前作で問題だったこととして、同社のバルブエクステンダー(水色)との相性がすこぶる悪かったことをあえて記しておく。

同社のバルブエクステンダーは経が大きすぎて、ヘッドのゴムに収まりが悪かった。思いっきりバルブ挿入口のゴムにめり込ませるようにしないと空気圧の測定がかなり低く測定されるという互換性の問題があった。新型でも解消されていなかったため、写真にも載っているシュワルベの先が細いバルブエクステンダーを使っている。

デジタルゲージの問題といえばそれぐらいだ。バルブエクステンダーをシュワルベに変えるか、バルブエクステンダーを使わずチューブやチューブレスバルブを使う場合には問題は起きない。

このように自社製品のバルブエクステンダーの互換性に難があり、完全無欠のデジタルゲージではないにせよ、通常使用する場合にはパナレーサーのBTG-PDDL2以上の製品が見当たらない。

旧型をお使いの方、アナログゲージをお使いの方、不確かなフロアポンプのゲージの値を信じている方はパナレーサーのデュアルヘッドデジタルゲージがおすすめだ。

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