先日サガンが新型S-WORKS EPICと思われるバイクに乗り、レースに出場する姿が目撃されたが、今回はスペシャライズド・ファクトリー・レーシングチームの面々が、まだ市場に投入されていないプロトタイプバイクでスタートラインに立っている。
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新型のS-WORKS EPICと思わしきバイクはほぼ製品版に近い仕上がりで、ダウンチューブにはS-WORKSのロゴがある。
前作との大きな違いは3つある。
- リアショックリンクの増加
- ダウンチューブボックスとガード
- フライトアテンダント
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現行モデルはリンクが2つ
![](https://rbs.ta36.com/wp-content/uploads/2024/02/epic1.jpg)
プロトタイプはリンクが3箇所に
プロトタイプでは、リアショックのリンク数が2つから3つに増加している。現行モデルは、リアショックから直線的にシートステーに伸びる構造だった。プロトタイプでは、シートチューブとシートステーの間にもう一つリンクを噛ませている。
ダウンチューブの構造も変化した。
ボトルケージのマウント部分には、開封ができると思われるボックススペースがある。トレイルバイクに搭載されているような構造で、ツールケースやチューブを入れられる仕組みだ。
ダウンチューブ側にもカバーが取り付けられている。リアショックとフロントサスペンションはROCKSHOXの電子制御式サスペンションのフライトアテンダントだ。ボックススペースやダウンチューブ側からのアクセスは、フライトアテンダント用のバッテリー収納のためとも考えられる。
気になるジオメトリや詳細等はまだ不明だ。ただ、国内のスペシャライズドショップがEPICの試乗車を突然放出し始めたり、セールにしたりと「その時期」は近いようだ。オリンピックイヤーということもあり、確実に新型は登場するだろう。