CANYONは新型エアロロードを開発中のようだ。マチューが、現行のAEROADと非常によく似てる黒塗りのプロトタイプフレームをテストしている画像がリークした。
リークした画像は画像は、Instagramのストーリー、マチューのStravaアクティビティで一時的に公開されたが、数時間後に削除された。マチューが乗っていることと、すぐさま削除されたことからCANYONのエアロロードの新バージョンと推測されている。
現行のAEROADと一見すると大きな違いはない。しかし、細部にはいくつかの違いが確認できる。最も印象的なのは、トップチューブとシートチューブの接合部分だ。現行モデルでは2本のチューブが直角に接続されているが、プロトタイプではこの接続部分が三角形になっている。また、フレームの内側に余分なカーボンが増えている。
おそらく、UCIの新レギュレーションを最大限に使った形状になるはずだ。また、横から見たヘッドチューブも少し細くなっている。また、シートステーにわずかな調整が施されているようだ。シートチューブへの取り付け位置も若干低くなっている。
AEROADは、TOUR紙や海外の多くのメディアが絶賛する一方で、UCIの新レギュレーションでフレーム設計の自由度が緩和されたこと、またAEROAD自体のフィッティング面、性能面の改善の余地があるのだろう。したがって、新しいAEROADの開発がすでに始まっていても、まったく不思議ではない。
新しいAEROADがいつ登場するかは、現段階では不明だ。
なお、CANYONはすでにUCI規定の限界を超えたAEROAD CFRよりも4.1W空力性能が優れたバイク「Geometry 19」を設計している。その記事は以下。