CX世界王者マチューが使用するCXレースバイクの最高峰モデル「インフライトCFR」が登場した。これまではカーボンのグレードが低いCFモデルの展開だったが、M40Xの最高峰カーボンを使用して登場する。
新型のインフライトCFRは、ケーブルルーティングを完全内装化した。AEROADにも搭載されているCP0018を採用しており、ハンドル幅を40mm、ハンドル高を15mm調整が可能だ。
ケーブル完全内装
新型インフライトCFRは、ケーブル完全内装を採用した。CP0018エアロコクピットを使用するためにフレームとフォークは再設計されている。
フレームの造形は踏襲されており、バイクを持ち上げたり担いだりといった複雑な動作、さらにはレース中のピットでの洗車においてアドバンテージになる。
CP0018コクピット
CP0018エアロコクピットのハンドル幅は40mm、高さ15mmは調整可能で、フォークコラムの切削は不要だ。レースコースの特徴に合わせて簡単に調整できるようになった。タイトなコースではよりワイドに、エアロ効果を得るにはよりナローに使うことができる。
新型インフライトCFRの完成車仕様
インフライトCFRは、世界選手権を視野に入れたバイクであり、最高レベルでは最高のコンポーネントを搭載している。すべてのInflite CFRバイクには、耐久性に優れ、高速回転性能を持続させるプレミアムCeramic Speedボトムブラケットが標準装備されている。
インフライトCFR Di2 Team
- コンポーネント:Shimano Dura-Ace Di2
- クランク:ROTOR Aldhu 24 Inspider パワーメーター 46/36
- カセット:11-34T
- ホイール:DT Swiss CRC 1100 Spline
- 価格:949,000円※
インフライトCFR AXS
- コンポーネント:SRAM Red eTap AXS
- クランク:SRAM Red パワーメーター 40T
- カセット:10-36T
- ホイール:DT Swiss CRC 1100 Spline
- 価格:949,000円※
新型となったインフライトCFRのほかに、従来のハイエンドクラスであるインフライトCF SLX、そしてミドルクラスのインフライトCF SLについてはフレーム、コクピットに変更は無く2024新カラーにて発売。
インフライトCF SLX
- インフライトCF SLX 8 Di2
- コンポーネント:Shimano Ultegra Di2
- 価格:699,000円
- インフライトCF SLX 8 AXS
- コンポーネント:SRAM Force eTap AXS
- 価格:629,000円
インフライトCF SL
- インフライトCF SL 7 AXS
- コンポーネント:SRAM Rival eTap AXS
- 価格:509,000円※
- インフライトCF SL 6
- コンポーネント:Shimano
- 価格:未定、12月発売予定※