来季に向けた機材整備についての考察

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自転車には車検がない。
なぜだか考えた事が無かったが、必ず必要である。ではどの頻度と、どのパーツなのだろうか。
長期的に自転車に乗られなくなるので、来年また快適に走るために、自転車のかなり細かい整備をしたので参考になればと思ったので、お伝えしたい。

■いつオーバーホールすべきか
結論から行くと自分の走行頻度の場合4-12月間乗ったが、その八ヶ月でメンテナンスしないと本来の機材性能や寿命を大幅にすり減らしているようだ。
まずセラミックから別のベアリングに変えたり、標準のベアリングも変えることにした。
ペダルのベアリングと、グリスを全交換、ハブのベアリングも全部交換。ヘッドのベアリングに至るまで、
今年ずっと整備をしていただいた村上メカニックに来年に向けた細かな整備をしていただいた。
時期的には、すべてのレースが終わったこの時期が良いだろう。しかしみんながそう思っている時期でもあるからなやましい。

■水の侵入と腐食
今年は、カビルンルンのバイオテロに見舞われたという話もあったとかないとか、やはりそれに漏れず密閉されていたかに思われていた堅牢なシマノ製でも今年の月間2500km中の雨風にやられていたようでサビサビで死亡してしまっていた。重要なのは見た目からは何もわからず、普通に動作しているということだ。そこがまずシマノのすごさと、メンテナンスをしないことに至る悪い点だ。
村上メカニックの格闘の末、錆びルンルンは元の状態と回転が戻った。
誤解してはいけない点が、正しい回転とは、グルグル勢い良く回るのが必ずしも良い回転部品ではない。ベアリングの粘度にもよるし一概には言えないが、寒いところと暖かいところでも当然回転の違いが出る。
私は耐久性を優先して、粘度の高いグリスを使った方がいいと思っている。

■回ればいいのかハブ周り
耐久性を取るか、回転性能を取るか
その間と言う選択もあろう。
今回、回転部を集中的に見てもらい、
Wh7900 C24
Wh7900 C35
PD-7801
のベアリングを交換してもらった。
あとは、謎の蛇腹に入った工業用グリスと、何かのスプレーを混ぜ混ぜして、完成(だったはず。
この特性グリスの特徴は、驚異的な回転!というわけではなくて、驚異的な耐久性と、いたずらに遊ばない回転性能を持っている。
以前は回転性能と言う事で、セラミックベアリングとkrytexのグリスを使っていたが、明らかにプラシーボだ。
それよりも、まずは耐久性と言う事を教わる。何千キロ走ってもガタがこない、壊れない組み上げとチューニング、それが必要だという。

■死亡していたヘッドベアリング
おそらく一番腐食が激しいのはヘッドのベアリング。この部分は一番雨の影響など隙間から雨の侵入が多い。案の定前回の交換時にご臨終なさっていた。こちらも交換。
ヘッドベアリングはグリスである程度は水の侵入を防げるはずだが、ステアリング類はやはりコントロール部なので妥協はできない。こちらも交換。

■よく回っていたペダル
使っていくうちに回るようになるペダルはふた通りの意味がある。
一つはグリスの馴染みと、気温が上がったことによる影響。もう一つはグリス切れ。自分の場合は後者である。
ちなみにメンテナンスができるからデュラのペダルにしたわけだが、中身を開けてビックリ。シャフトはサビにまみれていたが、こちらも整備してもらった。さらに、ベアリングの交換だ。
何度も言うが、回転性能よりも壊れない、長く機材を使い続けられる耐久性を重視している。ゴリゴリしていた回転部は、するする回るようになった。
闇雲に回転性能を求めずに、耐久性と壊れない自転車を作るというのが気に入っている。

■まとめ
今回は純正のベアリングからさらに耐久性と等級を上げたセラミックではないなんかのベアリング?に変えてもらった。なんのベアリングかはわからないので直接聞いてみていただけると助かります。

というここにきて丸投げ。

交換部品
7900 c24 ハブ周りベアリング
7900 c35 ハブ周りベアリング
ヘッドベアリング二つ
ペダル
BB Rotor セラミック
変則周り。

ガラスの鎧もやれば良かったなぁ。

シーズン終わりのこの時期はオーバーホールも順番待ちになるだろうから
今やってもらってタイミング的には良かったかもしれない。

一年間組み立てから、機材整備ありがとうございました

村上メカ

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