クライマーやスプリンターと決めつけてはいけない

いまにも息絶えそうな、乗鞍年代別チャンプ。

今日はサイコンもパワーメーターも何もかも付けずにただひた走る。「復活する漢」KTR氏のサイコンが2000m行くまで登り続ける。ただそれだけ。マジでクール。パワーも距離も何もかも私の走る中には存在していない。

今日はペース走したかった。やっぱりバカバカ行く走りもいいけど、今日はみんなペース走したかったみたい。利害関係が一致し、第一ステージはペース走。自然と前に出てしまったので、たけはるくんが見える位置まで少し下がる。「そこから詰めろー」と心の中で叫ぶ。

第二は全力走。白浜イメージ。斜度やトルクのかかりがとても心地よい。

第三は逃げを企てるも村瀬氏に追いつかれ万事休す。さて今日はどこへ行こうかという話になり、ペース走で登ルンバ。という案。妙見〜名月〜西峠〜大野山で2000mUP

妙見は乗鞍年代別チャンプ村瀬氏の神ペース配分を習う。ジワジワ調子上げてきてるから怖い。彼はクライミングが好きだけど、自身はクライマーではないと言う。彼曰く、本当のクライマーとは、これまた乗鞍年代別チャンプの平田氏。かれはクライマーだという。

確かに、クライマーだ。あと身近でいうとY部さんが思いつくが、平坦走ってもクソ早いのでクライマーというよりは全方位型オールラウンダーと言える(気がする)。登り早い人は、平坦ももちろん早い。そういや、KTR氏が面白いことを言っていた。

「太ってるからスプリンター、それは違う。痩せてるからクライマー、それも違う。」

現状の自分の体格から短絡的に分析し、都合のいいように解釈する弱き心を鋭く突いた発言である。結局自転車乗りに求められるのは、絞られた体、どこまでもいけるエンデュランス能力、勝負の最終局面でくりだせるパワー、すべての要素が必要だ。という、妄想しながら峠をこなす。

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大野山へ

ジワジワ体の芯に来る登りをこなし、お昼の一番太陽が照りつける中登る。単純に登るのもつまらない。みんなで話し合って、シッティング縛りをする。序盤はペースで走る。最初は四人パックだったものの、アプローチが終わる頃には三人に。登りに入り、村瀬氏が先行する。ちょっとまずいなと思いつつも、なんとか食らいつく。

コータロー兄貴がちぎれ、村瀬氏と二人で我慢大会。このペースの刻み方は流石の職人。少し緩んだところでジワジワ進む。ここからが辛く一人旅。無風で太陽が照りつける。頭の中でなぜか変な歌が流れる。

片岡輝作詞・越部信義作曲『勇気一つを友にして』だ。
昔ギリシャのイカロスはロウでかためた鳥の羽根
両手に持って飛びたった
雲より高くまだ遠く
勇気一つを友にして

だんだんと山頂に近づく。で、太陽が近づいてくる。まるで太陽に向かっていくイカ(以下略)という具合に頭がおかしくなる。テーマをもって登るととても面白い。斜度が変わると辛くなって頭を下げていた。でも今日は、スクワットの時にきちんと前を見ないと重いウェイトをあげられないのと同じで、しっかり前を見ていた。

肩にウェイトを乗せて背負ったイメージで、脚を踏みあげるようにクランクに力を伝える。最後まで踏み切って、なんとか先着。確かにパワー着いたけど、別にスプリンターってわけでもない。かといって登れてるけど、クライマーってわけでもない。体を絞って、パワー出す。

決めつけるとそうなっちゃうので、決めつけない。

帰りもKTR氏がガンガン行くのですかさず着いてく。今日はシッティング縛りだったから、帰りもずっと。重いギア回すのはやはりつらい。最近ローイングの効果が出てきた。ハンドルやステムがしなるのがわかる。やっぱりアルミのハンドルに変えようかな。

あと、確かにZXRSのBB周りは柔らかい。といっても、一般人の私にとっては十分なんだけど。これからレース本格化するけど、徐々にあげていこう。家に帰って明日伊吹山に出るという戦士のバイクを隅々まで洗車して、決戦用オイルを塗る。そのあと、ワコーズのバリアスコートでワックスがけして終わり。

フロントはのむらぼホイールのキカイダー仕様。リアはデュラ9000でタイヤはシュワルベのoneの高級タイヤ。うーむ、スペックは言い訳できないな。まぁ、やるだけやって結果は結果だ。

ITsanさん(@ta36com)が投稿した写真

この山は登るのがとても辛いのだが、登った先には絶景が待っている。辛い思いをして見る景色は最高だ。そういや、山頂でMTBしてる人いたのでふと見たらS山さんだった(笑 こういうダウンヒラーの方とも繋がれてやはり自転車は楽しいと思う。明日は、箕面には行かずに明石へぶらり旅。