Tour de Osaka 〜おっさんたちの熱い夏〜
もこの天川ステージで終りを迎える。
かど屋スプリント区間と呼ばれる22kmの緩やかな上りステージが最終戦の舞台だ。
キャプテン、無羅王さん、ロデムさん、YBさん、K玉さん、H田さん、むらせさんが最後の熱夏を走る。
序盤からYBさんK玉さんが仕掛ける。
反応するのはキャプテン、無羅王さん。
時折ブラインドコーナーがあり、対向車がありとても危険な場所であったが安全第一で走る。
注意散漫にならないようにYBさんから声をかけられ、再度気を取り直して走る。
熱くなった自分や、ヘタれている自分を軌道修正してくれる良い先輩たちだ。
暑さや疲れで非常に危ない時間帯だ。
全区間で非常に気の抜けない展開だ。
全般的にYBさんが集団を崩壊させる。
しかしキャプテン、無羅王さん、私でなんとか回してついていく。
序盤残り数キロとなったとき後ろから2010年乗鞍年代別覇者H田氏が上げてくる。
400w近く出ていたそうな。
YBさんと、H田さんクライマー最強タッグで逃げが発生する。
一瞬追うがなかなか追いつかずここで逃げが決まる。
100m以上離れたH田さんYBさんのYHコンビはそのまま怒涛のアタックをし続ける。
強調がとれた二人と、捨て身のH田さんとの差はどんどん詰まる。
右からロデムさんとK玉さんが上がってきて
そのままロデムさんが鬼引き。
キャプテンを引き上げる。
もう少しのところで追いつきそうだったが、先頭二人の勢いは留まることを知らない。
この際の20秒間の引き向かい風ということもあり
平均587w 20sec
MP912wという出力が出ている。
もうちょっと考えて引けば・・・・と思ったが頭が沸騰している状態ではもう全開で踏むしか無い。
そのままさが詰められず、H田さんがYBさんの逃げをアシストして仕事を終える。
2〜3位争いはキャプテン、無羅王さんとなる。
最後はキャプテンがゴール。
無羅王さん、FJTの順番になる。
38分 av258w
とあるが瞬間的なインターバルが何十回も繰り返され、
ローテーション中の脚を休めていない時間の出力は
300w〜400wというかんじ。
最後はYBさんが一着を決め、おっさんたちの熱い夏が終わった。
優勝:YBさん
敢闘賞:H田さん
パンク賞:Mらせさん
Tour de Osaka 第10ステージ Finalも同時に終わった。
Tour de Osaka 総距離 1441.72km
8月走行距離 1950km
8月獲得標高 21808m
先週1週間の総距離1008km
獲得標高20000mは大気圏を突破し、GPS等の衛星がいる所らしい。
銭原でお星様になってから数ヶ月たったが、
8月はさらにお星様に近づけた。
暑い夏、熱い夏、おっさんたちの汗と、涙と、川の冷たい水と温泉と、オールフリーのBEERにまみれた夏が終わった。
ここまで仲間と走れた素晴らしい時間でした。
そして感謝の気持でいっぱいです。
ありがとうございました。
Tour de Osaka 2012
おわり