恐らくブラウン管テレビがあっという間に液晶テレビに駆逐されていったように10speedが11speedに駆逐される日は必ず来る。
シャープはいち早くブラウン管テレビの生産をやめ液晶テレビにシフトした。
先見の明とはこの事かと思ったが、最近のシャープはIGZO目当てのSAMSUNGにたかが百億でコロリと行った。それほどまでに日本企業が傾く時代。すごく残念だ。
そんな中やはり、シマノは競合他社が実質二社と他の業種に比べたら少ないがそれに甘んじることなく決して殿様商売するわけではなく、堅実に一定のスパンを守り製品を送り出してきている。
まず、シマノは釣具でもそうだがリールで行くとフラッグシップであるステラをリニューアルし次にツインパワー、アルテグラという展開をしてきた。
ちなみにDURA-ACEは95年ころのSHIMANOの総合カタログで釣り糸として登場していたな確か。
実家行ったら確認してみよう。
それはそうと、11速度化の波は言わば企業主導といえる。今年アルテグラがでて105が出る頃にはもう時代は11になっているのだろう。
とすると古い遺産は使えなくなるものがある。それはホイール。PowerTapは手組だからなんとかしてもらえるけどSHIMANOの完組みは軒並みアウト。まさにアップルコンピュータのかこの遺産を全部捨てて行く姿と似ている。とすると今から買うホイールは10sで、いいのかと少し考える。
自転車に限らず何年か先を見据えたリスクを考えて行動する人と、出来ない人がやはりいる。目先の魅力ある物に惑わされ長期的に見ると非常にリスクを伴うことでも、本人がリスクとして認識しなければそれはメリットにもなりうる。
すこし先を見たり、周りの状況、世の中がどのようになっているのか理解て今日明日のことではなくて長期的に何年か後の自分への投資になるような事を今この時点ですべきだと思う。
そう考えたら11速度化に対応した遺産を早くから捨てシフトしていくほうが良いとも言える。
その際たる例がアルテグラの電動で、電動のメリットは機械式とは異なりリアディレイラーを変えたら9070でも動作することを確認している。
とすると自分の場合はリアディレイラーと、ホイールを、変えることにより11s化への対応ができる。
そんなことを考えながらやっぱり、売り方うまいよなとか企業の手の上で消費するエンドユーザとしては、
14段まで拡張され続けていくギア多段化に喜々として
duraace12段化へ
とか書きながら機材スポーツを楽しむんだと思う。
明日早くから五月山っす