まだ40になってないんだけど、規定で40カテゴリに。オッサンカテゴリといえど、このカテゴリ激戦区。ゴローさん、田崎さん、生田目さん、太田さん、国分さんとちとヤバメ。おまけに26番目の4列目スタートという条件。最前列の人たちに早いうちに追いついてパックにならないと無理ゲーなレース。
元々全日本選手権は遠かったから出るつもりなかったんだけど、最近シクロクロスめっちゃ楽しくて出ることにした。
レース3日前に完成したITLAB-CX38 フックレス&ビードバンプ付のカーボンクリンチャー&CHRIS KING R45D前後。シクロクロスは毎レースメンテしまくるのでCHRIS KINGハブで4セット用意している。コンディションによってホイール交換を頻繁に行うので、ハブは共通にしておく必要がある。
- カテゴリ:MM40
- 順位:5位
- コンディション:芝、一部泥、砂利
- 天候:当日晴れ
- 13時の気温:12℃
- フロントタイヤ:Challenge GRIFO H-TLR
- リアタイヤ:Challenge GRIFO H-TLR
- フロント空気圧:1.55bar
- リア空気圧:1.60bar
- 空気圧調整:パナレーサーデジタルゲージ
- チューブレスタイヤインサート:Tubolight CX
- シーラント:Muc-OFF NO PUNCTURE HASSLE TUBELESS SEALANT
- バイク:TREK BOONE 52
- チェーンリング:40T Wolf Toothウルフトゥースフロントシングル
- スプロケ:11-30T
- ホイール:ITLAB CX38/フックレス/ETRTO準拠621.95/ビードバンプ付/32mmワイドリム
- ペダル:TIME ATAC XC
- ジャージ:SUNVOLTシクロクロスワンピース
- オイル:イナーメCXオイル
- 食事:3時間前井村屋 カステラ長崎1本とCCD60g、1時間前ジェルCCD60g
機材は新型のチャレンジタイヤH-TLRのGRIFO。このタイヤ使うのは今日が初めてだったけど、控えめに言って神タイヤ。もちろん、チューブラーとの比較はこれからだけど、いままで使ってきたあらゆるチューブレスタイヤの中でダントツの性能だった。
シクロクロッサーはTYPHOONやSLALOMのこのパターン見ると落ち着くよな・・・。
あとで詳しく書くが、SERACを1.3-1.4barにしないと引き出せないグリップを1.55bar-1.6barで引き出せる。クッソ転がり軽いし、フロント噛み付くし、神。TPI300で柔らかいかなと思ったけど、そんな事はなく「グキッ」ていうのもない。
滑るまでがめっちゃゆっくりで、チューブラーのような粘りがある。神です。これ、チューブレスタイヤ使っている方は入手できるならシーズン中に早く使って楽しんだほうがいい。このタイヤ、単純に楽しい。詳しくは後ほど。
リザルトは⇡、日本一を決める大会なので一位以外はあれなんだけどめっちゃ楽しかった。というわけで飛行機の時間まで時間あるのでレースレポート。
2021全日本選手権シクロクロス MM40 5位
試走は1.6barから落としていった。チャレンジのH-TLRは初めて使うタイヤで動きがまだ読めてない。癖もわからない。TPI300でグキッと行くタイヤかと思ってたけど、まさに「縦に潰れる」タイヤだった。さすがわかってるチャレンジのタイヤと思わされた。
あとはフロントのグリップがはっきりしている。解像度が高いというか、ふわふわしてなくてハイグリップながら転がりが小さい。というのも、サイドはわりと硬めだけど縦方向に潰れつつ、GRIFOの最大の特徴丸いノブが360度良い仕事するのでほんまいいタイヤだ。
体感的には、冒頭で記したとおりSERACノーマルで1.3-1.4で引き出せるグリップが1.55-1.60barで十分感じられるほど。うーん神。
ボコ芝もなく、ほぼフラットでドロもイージー、斜めキャンバーもコッシーラインで乗れたのであとは全力で、ということで試走を終える。というより、タイヤが楽しくて、このタイヤと出会えただけで、もう満足だった。
スタートグリットは26番目の4列目スタート。すでに有力どころは先頭グリッド。こりゃ勝負に絡めないかなー、と頭をよぎったがラップタイム的に二周目までに追いついて、パックになればワンチャンあるんちゃうんか作戦。あとはノープラン。
スタートは左から。
アウェイ感満載だったけど、小松くんや、松井くん、ケーナカがスタートまで来てくれてリラックスできた。カンクロメンバーありがとう。スタートしてから二周が勝負だと思ってたので、オーバーペース覚悟で全開で追う。密集度はC1ほどではないので、舗装路のホームストレートで20番手ぐらいか。先は長い。。。その後の芝でするすると15番目ぐらいにまで上がる。
四人先にゴローさんが見える。その先に田崎さん、太田さんが見える。生田目さんは様子を見ているのか、抑え気味。もしくはセーブしているかどっちか。有力は太田さんなんだろうけど、コーナーの折り返しでもまだ追いつかない。一周目終わった時点で、まだ追いつかない。
二周目の芝区間の奥側でなんとか先頭パックに追いつく。太田さん、田崎さん、生田目さん、国分さん。オーバーペースで来たのでこのパックで休みたいと思った。とはいえ、結構なハイペースで来ていたので結構タレていた。。。ゆっくり休もうにも割とペースが早い。途中で田崎さんが三番手に降りてきたけど、ロードでよく知っているので、いやいやまだ全然脚余ってますよね、、、と思いながら後ろにつく。。。
↑なんとか2周かけて先頭パックに追いつくの図。
あとはこのパックで走るぞーと思ったが、安心して結構ミスを繰り返してしまう。キャンバーは試走時は乗車できたけどレースになるとアカンかった。ここでワンミス。あとは泥の処理でミス。あとは、ラップタイムが落ちてしまった。結構脚に来てた。国分さんをパスしたあとに4位まで浮上。ここからがつらい。
先頭はパックでペースが早い。自分もなんとか追いつこうと思うものの、ややタレ始める。。。その後、国分さんからのパックから漏れて5番手に後退。うーむ、こりゃあかんやつ。。。
その後、色んな所でミスを繰り返し単独で悲しく走りつづける事に。それでも、遠方ながら応援してくれる方がめっちゃ多くて驚いたというよりもほんま嬉しかった。よく出る関西だけやとおもってたけど、茨城でもこんなに応援していただけるなんて。というわけで、最後のホームストレートも緩めず走る。
結局5位フィニッシュ。目標の表彰台は40秒ほど遠かった。4列目スタートだけど、一列目でも変わらんかったかな、と冷静に分析。とはいえ、反省点としてはミスが多い。キャンバーも試走で行けたし行けるやろと自意識過剰になっていた。また、基礎練習してバイクに上手に乗れるようにしていこうとおもう。
結果はアレだったけど、今年はリザルト芳しくないがシクロクロスほんま楽しい。関クロ勢といえば村田さん、コッシーが日本一に、サイトーさんは三位、めっちゃ嬉しい半面みんな強いなぁ。。。
また来週からみんなと走れるのが楽しみ。次は富田林。毎週レース続きだけど、娘も妻もみんなでシクロクロスできるから楽しくてしょうがない。来年もマスター出るけど今度村田さん上がってくるから、いまから少しでもついてけるように練習して頑張ろう。
走っているときにめっちゃ応援してくださった方々ありがとうございました。関西以外にも遠征してシクロクロス走りたい。来年こそは表彰台乗るぞ。参加された皆さんありがとうございました。