今回は楕円リング比較。
トル・フースホフトが愛用しているROTOR Q-RINGSと
LOOKの純正チェーンリングのSTRONGLIGHT BIO CONCEPT
の比較。
比較対象は、楕円の形状と歯の構成、変速性能についてです。
楕円リングについての購入契機は9月のサイクリングタイムの記事です。
http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=18847
真円形状でないチェーンリングを使ってみる。Q-Ringフロントチェーンはペダル効率性を向上させることができる。
ダウンストロークで抵抗を増や し、ボトムとトップのストロークで楽にペダリングでき、
特に登りで新しいペダリングスタイルについて考える必要なく楽にペダルを回すことができる。
人生長いので色々試してみようかなと。
左がストロングライトから出ている楕円リング BIO CONCEPT
右がおなじみROTOR Q-RINGS
一見違いはなさそうです。
機構的な違いはチェーンキャッチャーの数とクランクを固定する角度に自由度が有るか無いか。
あと作りの良し悪しですが、ストロングライトの方がかなり丁寧に作られています。
加工が丁寧というか、シマノのような丁寧さというのでしょうか。
違いがないように見えたこの楕円リング2強ですが
ご覧のようにチェーンの山の位置の位相が異なります。
ここが唯一の相違点です。上記の状態はメーカーが推奨しているクランク固定位置のボルトで
両リングを重ねあわせた状態です。
写真から見てわかるり、楕円の形は全く同じですが
それぞれギアの歯の位置が1つ分違います。
どちらが進んでいる、遅れているというわけではなく、それぞれ間を縫うように歯があります。
これがどのような効果を生み出すのかはわかりません。
どちらでも楕円リングの効果は得られそうです。
さて、変速性能ですが、走ってみたところ、
真円の場合は「ジャッ!」
という感じで変速しますが
楕円は「ジャララッ」
という感じです。
純正より変速が悪いと思いますが、クリテとか、ヒルクラとかなら問題ないと思います。
とりあえず1年レースで使ってみると思います。
メーカがうたう効果は乳酸が溜まりにくいのと、効率の向上だそうです。
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