マシンの仮想化技術の研修と引越し、冷蔵庫故障対応と資格勉強ノーライドなヒビ。
気だけ高めようと最近出た本を買った。
パワートレーニングで東京大学、国内のプロに指導を行う
柿木さんとの共同研究者八田先生の本
乳酸を使いこなすランニング
一言で言うと「乳酸を考えたLT本」
私は走りませんよ(笑
でも、自転車で使える内容が殆どです。
「レース終盤は乳酸がたまるから疲れる」「マッサージは乳 酸を減らすためにする」等の誤解をしていませんか。本書は、ランナーのからだの科学知識をわかりやすく説明します(疲労の原因、からだのエネルギーのつく られ方、トレーニングの考え方など)。正しい知識を身につけ、それを使いこなせるようにしましょう。
FTPぎりぎりでこいでいると、最近心肺よりも脚に来て、
もうダメだ〜の時に何が起こっているのか
が書いてある。
自転車に関係しそうな目次を上げておきます。
第2章 短距離走
|3|短距離走の疲労
短距離走は速度が徐々に低下する
ボルトは後半伸びているわけではない
|4|短距離走のトレーニング
どうトレーニングするのか
乳酸耐性と考えない
感覚のきつさと筋肉のきつさは別
トレーニング効果はいろいろ
第3章 中距離走
|1|中距離走のペース変化
速度が最後に上がるか
|2|中距離走のエネルギー代謝
ラストスパートのエネルギーは
中距離走のトレーニング
第4章 ハーフマラソンまでの長距離走(1)――エネルギー代謝と疲労
|1|糖と脂肪の利用とLT
強度によって糖と脂肪の利用割合が変わる
LT以上ではきつさが出てくる
|2|長距離走の疲労の原因
後半の方がよりきつくなる
|2|長距離走のトレーニング
LTより高い強度では速筋線維も使われる
ミトコンドリアが長距離走の決め手
トレーニングの3要素――強度、時間、頻度
強度が高いと心肺機能、LTだと筋肉への効果が大きい
持久的トレーニングでLTが上がる
維持するトレーニングで筋肉にミトコンドリアを増やす
マラソントレーニングと同じではいけない
LT関連は参考になるかと。
内容的には大学の教科書並に難しい。
乳酸に特化した本であり、読むのに非常に頭を使う。
乳酸の誤解と、うまく乳酸と疲労を使い、LTでのTrainingを考えているならええ本かも。