弱虫ペダル1巻で今泉くん使用中のクランクを特定してみた

私はアニメを見ない。過去には見ていた頃もあるが、最近はほとんど見る機会は無い。ただ、自転車に乗っていると「弱虫ペダル?」と会社の人に言われることが増えた。実際に弱虫ペダルを見て自転車を始めたという方が当チームの朝練に増えている。

そこで面白いのは、弱虫ペダルに出てくる登場人物の機材を使っている、という人が多い。私であればサクソバンク時代のファビァンカンチェラーラの機材が欲しくて、S-worksのSL3を買った。

しかし、時代は弱虫ペダルの登場人物が使っている機材が欲しいという人が現れ、新たな時代になってきていようとしている。

ただ、弱虫ペダルの本の中には機材の細かな情報はない。そこで私は描かれている外観からそのクランクの型番と特徴をまとめることにした。というのも弱虫ペダルを全巻買いしたのだが、出張で見ていない。

読み進めて行き、楽しみながら機材をまとめて行くことにしよう。

なお、弱虫ペダルが知りたくて当ブログにたどり着いたという初めての方もいらっしゃると思うので、今まで見てきた機材や、私に関することは左上のインプレ一覧を参照していただきたい。なお、基本的な用語でも補足を入れつつ書いていく予定だ。

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今泉くんが使うのはFC-R600

今泉氏が弱虫ペダル1巻で使っているクランクセット(クランクアームとチェーンリングのセット)は恐らくシマノFC-R700もしくはFC-R600であろう。FC-R700は2005年に発売されたシマノのアルテグラグレードのコンパクトクランクだ。

シマノはコンポーネント(自転車の部品)のグレードをDuraAce > アルテグラ > 105 > ティアグラ > ソラ というグレードに分けている。そのセカンドグレードのアルテグラに相当する。相当というのには理由がある。

2000年前半から中盤にかけてのロードバイクの機材において、コンパクトクランクは主流ではなかった。当時ラインナップされていたクランクセットはPCDが130の物が主流だった。FC-6600やFC-7800がこれらに相当する。

PCDという言葉が出てきたので補足しておきたい。PCDとは、ナット座ピッチ直径の事だ。自転車の用語というよりは、車の用語として使われることが多い。PCDは車のホイールを固定する全てのボルトの中心を通る仮想円の直径(ピッチ円直径)を指す。

従って、P.C.D.(Pitch Circle Diameter)と略されている。

細かいことはさておき、先にFC-R700が2005年に発売され、一年後にFC-R600が発売された。それぞれR700がアルテグラグレードで、R600が105グレードである。

FC-7800とFC-R700は似ているが・・・

実はこのR700は私が初めて使ったクランクなのだ。当時はノーマルクランク(ギアが52/39のような)しかなく、回すことができなかった。今でこそ52/36で最大歯数54/38を使うようになったが、当時はそんなものは使えない。

このFC-R700はFC-7800と非常に似ている。

ただ、コンパクトクランクと弱虫ペダル内に記載されているから、FC-R700であろう。

シマノはクランクのPCDを統一へ

当時から時代は変わりコンパクトクランクも市民権を得た。ヒルクライムなどではコンパクトが主流になった。ただ、機材の進化は目覚ましいものがある。当時はPCD110やPCD130という二つの規格が有ったが、現在ではPCD110にシマノは一本化した。

五本だったアーム数も四本になり軽量化された。強度的な問題は技術の進歩により補われている。四本アームのPCD110になったことにより、34や39のインナーを使るようになった。

まとめ:今泉君の脚質から最適なギアを知る

今泉氏は登りが得意なオールラウンダーだと聞いている。ギア数は50/34だろうが、スプロケットは11-25か、11-23を着けている可能性が高い。私なら合宿で出てくる伊豆の修善寺ならば11-25を選択するだろう。

恐らく今泉氏もCSCの順周り逆回り双方の登りを考えて、同様の機材選択をするはずだ。そんな妄想をしながら読み進めている。ありがたい指摘があったのだが、高校生という設定なので正しくは、ジュニアスプロケットを使うはずだ。

当チームに過去に在籍していた遊君も使っていたことを思い出す。

次の『弱虫ペダルの今泉君が乗る名車SCOTT CR1と使用コンポの調査結果について』に続く