正直全部読み終えて思ったのは、
コラムがよいと思ったのが率直な印象だ。
正直なところを言うならば、トレーニングに関する内容は、あまり見ていない。
最後まで読むと、最後の方に高岡さんの話が載ってた。
私は今、人の考えていることや、どうやって走っているか?の思考の部分に興味がある。廣瀬選手の考えて走った戦略、ジャパンカップの話しは素晴らしいと思った。
プロも良いのだが、プロ選手とサラリーマンは費やせる時間も異なる。それより、プロとご互角に走る、サラリーマン選手は尊敬できるし、いったいどんな方法で!?と興味が湧くのではないか。
むしろ、本誌を読む読者の大半はサラリーマンだろう。プロは1%も読んでないはずだ。
この本を一言で言うと、サラリーマンを対象にしたら高岡さんの数ページを読み返すだけでも、購入の判断材料として間違っていないと思うのだ。
プロ選手とはこうだ、ああだ、と書かれてもそもそも置かれている環境、一日の生活が違うから、できればリーマン選手の時間管理と、家庭とのバランスと、どんな生活をしているのかといったコラムがもっと読みたい。
我々は、朝の一時間、夜の一時間をどうにか捻出し、家庭の大蔵省と日々戦っている。
一日7時間走って、次の日は一日寝て、、、次の日は八時間、、
と、普通の社会人には、何の役に立たない情報を我々はいくら読んでも仕方ないのだ。
チームに、東京中央銀行大阪西支店にお勤めの笑
先輩がいらっしゃるが、忙しいにもかかわらず強いのは、仕事柄のタイムマネジメントと、スケジューリング、そして、選択と集中なのだろうか。。
そういや、過去の沖縄でこのお二人はお立ち台に上がってたことからも、忙しいから練習に割く時間がない。。
など、言い訳にしてはいけない。
ともかく、写真とかではなくて選手の生活や、思考を知るために読む本であった。
◼︎また違った角度から
本の初めにあるパワーメーターの説明とか自分ならこう書くのになぁとか思いながら読んだ。機会があれば何か書いて見たいな。
なお、25ページのRotorpowerの説明で周波数の単位を間違えている。
500ZHじゃなくて、500Hzです。
本にして出すなら、正しくSI単位系守って大文字と小文字の区別つけて欲しい。
こないだ雑誌で、有名なインプレされてる方がひずみゲージを、ゆがみって言ってたしだな。。
あと、サンプリングレートが多いとどうなるのかとか、機材の話をするなら読者はその辺を知りたいはずだ。サンプリングレートという単語よりも意味だ。
あと、パイオニアの特徴何も説明できてませんやん。。なぜ、『たわみを計測して』の一言にとどめたのか。。文字数の関係なのか。
パイオニアのセンサーの説明をきちんとした方が良いかと。。ひずみについては、二方向測定できるのが最大の売りなのに、、、
と、機材説明は不満足でした。
もはや、自転車機材というよりは、電子機器、電波を発する通信機器だと思う。
こちらは、『ならお前が書いてみろよ!』と言われれば喜んで引き受けます笑