故郷新潟に錦を飾るべく、大阪から新潟にチームで乗り込む。初日の前日は大阪から新幹線に乗って輪行で塩沢で降りる。昔スキーの練習をしていた六日町ミナミや上越国際が懐かしい。まさか、雪が降らない時期に自転車で来るとは思いもしなかっただろう。
前泊してすぐさまバタンQして朝を迎える。ぶーちゃん号で現地まで運んでいただいた。いつもご迷惑ばかりおかけてして申し訳ない限り。TT機材も運んでもらい、なんともご迷惑ばかり、、、。本当にいつもありがとうございます。
初日TT→20秒で終了
初日はメカトラでずっこけて腰と、頭を強打。空が見えるほど盛大にこける。ジャージの背中が破けるほどまさに転倒。開始20秒も経たない出来事だった。スタートに引き返して辞めたろと思ったけど、バイクにまたがり走る。ところが腰がゴキゴキ鳴り、鈍痛で左足がうまく動かない。
途中まで片足ペダルで進む。クリートをはめずに回しながら様子見。あー、明日はもうやめとこと思いながらはるか遠くにあるゴールを目指して走る。とても遠くに感じるゴールはいつまでたっても近づいてこない。一日目は最悪の形で終わる。宿は温泉だったけど余計に擦過傷の傷口に滲みる。
魚沼ロード まつけんさん優勝
二日目は起きたらやっぱり腫れてたので痛み止めを飲んでなんとか誤魔化す。口を開ければネガティブな事をいいかねないので注意する。ウォーミングアップはアニキと二人で。やっぱり腰は痛いし、エアロハンドルの角に当てた右足も内出血してるし、体調は終了のお知らせ。ただ、ベストを尽くすべく走ると決める。
辛い時にどれだけやれるかが人を成長させる。
体調を誤魔化しながらいよいよスタートへ。スタートと同時に登りに入る。登りのペースはさほど早くなく、余裕を持ってついていける感じ。二周目はやや上がるが、特に苦しいわけではない。ただ、先頭には相変わらず固定のメンバー。ゆらゆら着いていく。下り前のトンネルは、位置取りが活性化。
三周目が案の定一番辛かった。なるべくまつけんさんの後ろで走り方を学びながら走る。
危ない雰囲気はなくだんだんと進む。四周目の登りで少し離れる。それを詰めようとK保さんと、ベントスさんで追いかける。動画で確認すると下りは一列棒状で20秒くらい空く。最後の登りは集団後方で登り始めるが、脚を使いすぎてしまい万事休す。
ゴール後、まつけんさんと握手。なかなか格式高い東日本ロードクラシックで勝つことは難しい。2011年の西日本ロードクラシックも独走して勝ったはずなので東日本、西日本で勝利したことのある数少ない変態サラリーマンだろう。
表彰式の際に、アナウンサーの人にどんなチームですか?とインタビューをされていた。「家族みたいなチームです。」とまつけんさん。俺氏、目頭が熱くなる。そんな家族みたいなチームはよく一緒にチーム練習に行ったり、節目には仕事帰りに飲みに行ったりする。
連休最終日は謎の山奥の飯屋へメンバーで行くつもりだ。なお、今まで何名も足をついたゲキ坂を越えた先にある。なぜかチーム練習は200km近く走り、最後10km登りゴールとか無駄?な練習が繰り返されてきたけど、新潟の山頂ゴールでやっと効果を発揮できた様子。私も頑張らないといかん。
連休走りまくって、つぎのきらら浜、ヒルクライムに向けて調整して行くぜ。あと少しで今年の実業団のレースも終わるが、チーム総合優勝は今だ予断を許さない状況。少しの気の緩みで一瞬で終わってしまう。ごく一部の強い選手に頼ってるから、少しでも一翼を担いたい。
何か、意味のある走りをせねば。ここからの戦いは、サブスリーランナーの軍曹と大台ケ原で好成績の登坂力をも持つ20代のさとちん、昇格したRyoさんの3名が合流し最強の布陣で全力で臨む。てか、E1多すぎだな。またコツコツ練習してがんばってこう。
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