低酸素とVo2maxインターバル

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例のごとく、論文の通りのVo2maxインターバルをこなす。TPで作ったメニューをzwift上でzwoファイルを転送してからメニューを選ぶ。

Superior Performance Improvements in Elite Cyclists Following Short-Interval vs Effort-Matched Long-Interval Training
2020年6月23日に海外大手メディアで紹介されていたメニューをZWIFT上で再現できるようにトレーニングピークスでメニューを作ってZWOファイル化してみました。「Vo2MAX_SI_WO_no_1.zwo」ファイルを以下のフォルダに保存...

通常と違うのは酸素濃度。常圧低酸素だけと、だいたい酸素濃度は16.8%ほど。2000mか。しかしまあ、これがこの世のものとは思えないきつさ。。。大体一割ほど出力が落ちる。傾向としては、はじめの一本はSpO2が落ち着いていて90%ぐらい。ところがインターバルを重ねるごとに体の酸素がなくなる感じがする。

特性のエアチャンバー(45リットル)がどんどんしぼんでいく。10リットルの低酸素発生器やとエアチャンバー取り付けないと追いつかない。三本目は意識が朦朧とし始める。どんな感じかというと、「今自分がどこを走っているかわからなくなる」感じ。あとは、目がうつろになって、トレーニング中なのに意識が遠くなって眠たくなる。頭がぼーっとしてくる。力が入らなくなる。その上で負荷をかける。

寿命縮むなこりゃ。

今は30秒15秒だけど、レストの時間は3〜5秒ほどに感じる。時空が歪んでる。三本目死ぬかと思いながら、マスク外したらどうなるんやろと。ラスト5本だけ下界の酸素濃度20.9%でインターバル。「天国モード」インターバルやってる感じしない。足回してもパワー出る。体内の酸素濃度は急激に回復して、右肩上がり。

低酸素トレーニングでのインターバルは突然やっても実は意味がない。何度も通常のインターバルをこなしてパワーの傾向を知ってから、「低酸素の状態でもいつものパワーに乗せる」という方向性のほうが「○ねる」のだ。どうしても低酸素環境だとパワーは下がる。なので、普段のトレーニングで「通常ならこれくらいの出力が出せる」というアンカーが必要。

低酸素環境下でその領域を目指すと、おそらく今まで経験したことがない辛さが得られる。酸素不足の中でもがく。「無酸素領域」であるが何度もインターバル繰り返していくうちに酸素を使っていくので(なんなら20本を息止めてやってみて)めっちゃ息苦しい。

あと、海外の論文で低酸素トレーニングのメタアナリシスの研究結果があった。低酸素トレーニングは個人差が大きいが、効果が認められる方法は2つしかない。「LHTLで10時間以上」か「常圧低酸素で高強度インターバル」のどちらかしかない。ということは、今話題のフィットネススタジオで低酸素トレーニングを売りにしている所で「30分の低負荷で1時間の効果を」とか、宣伝しているところがあるが、入会前に「論文かエビデンス見せろ」と相談したほうがいい。

そのスタジオのスペシャルなメニューで効果が認められたのかもしれないが、多くの場合人によって個体差が激しい低酸素トレーニングをひとくくりのメニューと効果で表している時点でズレている。まだわかっていない部分が多いのに、無知に漬け込んでそれらしいプロモーションをするのは誇大広告だ。さらに「低酸素マスク」というのものもあるが、あれは効果がないことが立証された。

呼吸筋は鍛えられるが、Spo2は下がらないし、ただ息がしづらいだけだ。あれも意味がない。カンペナールツや、ウィギンス、マチューがやってる方法を見てると愚直に論文とほぼ同一の方法でトレーニングしている。

時代は常圧低酸素から、低圧低酸素にシフトしている。ただ、金がかかる。一般家庭では常圧低酸素が限界だろう。ツール・ド・フランスに出る選手たちは低酸素から、低圧低酸素へ。まぁ、どこまでやれるかはわからないけど辛いことやらないと強くなれない。私の場合は反応出るまで一ヶ月から一ヶ月半かかった。群馬には間に合わないけど、ぼちぼちやってこう。

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