day1
- 【JPT】たけはる 5位(JCF出向中)
- 【E1】松木 1位☆
- 【E1】池川 8位
- 【E2】石井 12位
- 【E1】本庄 21位
- 【E1】藤田 23位
- 【E1】井上 31位
day2
- 【M】松木 1位☆
- 【E1】池川 3位☆☆☆
- 【E1】本庄 19位
- 【E3】糸井 12位
- 【E1】藤田 24位
- 【E1】二階堂25位
- 【E1】井上 28位
- 【E3】岡本 17位
一日目、松木さん優勝、池ちゃん八位。タケハルはプロで五位(Eに帰ってこなくていいよw)二日目松木さんM優勝、池ちゃん三位。チームとしては良いんだろうけど、すべてが良いとは言えず、いろいろと思うところははある。開幕戦走るだけのフィジカルは戻ったものの、勝負には絡めないだろうなというのが冷静に客観的にとらえた今の状況。
一日目は路面状況が悪く滑らないように走る。落車はしたくないのであまり攻めずに。登り区間はイーブン。辛くはない。周りよりも余裕を持って登れてる感じはある。松木さんや池ちゃんも楽そう。逃げては吸収されのいつもどおりの展開。決まらずスプリント。松木さんが川勝くんを刺して優勝。相変わらずよ強さ。
10年以上松木さんと練習させて頂いて、レース出てたりするけどたぶん、過去最強を更新してる気がする。強すぎる。
自分のほうが若いがゆえ、もどかしさもある。困ったもんだ。千切れもしないが、勝てもしない。どっちつかずのリザルト。なんのためにレースやってるのか。
Day2
二日目は、どうにか逃げを作りたくて下りに入る前に抜け出す。一瞬抜けだして三人になる。その後登りで三人にブリッジしてきた、つかもっちゃん、川勝くん、原田くん、池ちゃんらが行ったので、とりあえず見送る。結局アレが勝ち逃げだった。あのあと、池ちゃんが行ったのを見送って後ろに下がる。後方でミネルバの古川選手とひたすら集団抑えてたけど、当たり前だけど、ああなったら逃げを潰しに行くのはご法度。
とはいえ、こんなことするために練習してきたんだっけ、と周回をしながら考えていた。いや、あの時後ろに下がらず一緒に行ってたらとも思う。何を考えてもリザルト、結果に残らねば同じ。とはいえ、「レースごっこ」やってるだけなのではないかと自問自答する。「抑え」は、「抑えているという名目」で単なる追いかける邪魔をしているだけになってはいないのかと。
逃げを送り込めなかったゼンコーさんのチームのだいちゃんに、正直申し訳ないと思った。レースは、逃げを送り込んでいるものの、セオリー通りの走りを自分はしなければならない。それが正しいとはわかっている。が、自分自身のなかではどこか納得できなくて、レース後に辻善光さんのチームの所に謝りに。とはいえ、プロで走ってきた辻選手は、あの展開ならしかたがない、と。
自分からは追わない(追えない)が、追走者の邪魔をしないようにだけしながら。基本的に協調体制にあったミネルバの古川選手、チームの本庄さん主に前で走った。でも、本当にこれがやりたいことだったっけ、と思いながら走ったのは事実。終始緩い周回ペースで、漫然と逃げとの差が開くため一方では喜び、一方では死んだ集団に取り残されている。
脳内で、それらしいレースっぽい理由付けをして勘違いして結果論のように後付された周回を消化する。自分が強ければ先行できたし、単に力不足というものもある。客観的に見れば、そちらのほうが正確な見方だろう。何はともあれ、強い人は勝つわけだ。単純に。弱い人はついていけずにあの緩いペースでも終わる。それだけ。何らおかしなことではなく、原因は外的要因にあるのではなく、
結果、問題、原因は、常に自分自身の中にある。
良いことは自分のおかげ、悪いことは人や自分以外のせい。この考え方では、いつまで経っても人間としては未熟だ。落車はそんな位置にいる自分が悪い。リザルトが出ないのは自分が弱いから。展開のアヤもあるかもしれないが、レース出るだけ、ただぶら下がって漫然と生き長らえるだけなら、競技やめたほうがいい。
松木さんは圧倒的な力で逃げて優勝。強さとはこうあるべき、という走り。チームのキャプテン、JBCFのアマチュアサイクリスト アドバイザリーコミッティ、名実共に最高峰の選手。松木さんの金融系のハード業務を知っているがゆえに「仕事が忙しくて練習が()」という言葉をここ何年、チームの誰からも聞いてない。サラリーマンや社会人は、それらを盛り込んで結果を出すのがあたりまえだと、常に走りで魅せて語り続けている気がしてならない。
そして、日本代表のジャージをまとったたけはるもプロに混じって五位。もはや異次元。かれこれ小学生の時から毎週土日の練習一緒にともにしている。今までいろんな選手がいたけど、タケハルだけはやり続けて残っている一番長い選手になった。そういう意味ではわたしもしぶといのか・・・。
今年は冬の間二人きりで走ることが多かった。タケハル先頭固定でひたすら引き続ける。スキあらば刺してやる気で走るが、やっぱり強い。初戦に向けて、タケハルと練習していたからレースも耐えられた。リザルトは出なかったけど。
たけはるのお父さんと、10年前のたけはるの初レースの話をしていた。自分も歳をとってしまったけど、松木さんがトップで走り続けていること、監督が50歳で残した戦歴を思うと、自分の不甲斐なさに嫌悪感と不快感から虫酸が走る。
色々と自問自答しながら終わった開幕戦だった。
¥1,980