強ければ機材は何でも良いのだけど。

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強ければ何でも機材は良いのだけど、彼らは強いがゆえに機材にはこだわる。トップであればあるほど、機材はコモディティ化する。強さが拮抗してくればくるほど、僅かな差が勝敗を分ける。だから、性能差がなくなってきているなかでどうやってアドバンテージを稼ぐかだ。ホイールを開発したのだけどいろいろ試してエアロと軽さを備えたホイールが望ましいと思った。

ド平坦であればエアロだけでいい。ただ登りが少しでもあるなら軽いほうがいい。さらに何発もアタックがかかったり、距離が長いとダメージが少ないほうがいい。自分でも予想外だったのは、乗った時に誰でも違いがわかるほどにホイールの性能が違う。

松木さん、いけちゃんが使っているホイールはできれば供給したかったけどできなかった。本人達には、乗ってもらって良かったらぜひ。ぐらいしか伝えてなかった。練習会で何度もテストしてもらって、ベンチマークのCLX50と比較してデーターを集めた。実際二人が気に入るかは未知数で、いくら知り合いだからといってもそこは線を引く必要がある。

面白いのは松木さんといけちゃんで好みが異なること。松木さんはAのホイール。いけちゃんはBが好きみたい。松木さん用に作ったと言っても過言ではないAは初投入したレースで優勝した、けど松木さんならCLX50 でもアルミでも何でも勝てる。ようするに、ホイールは何だって勝つ人は勝つ。

一番の要因は、本人の日々のトレーニングと努力であってホイールはほんの少しの要素でしかない。ただ、脚あたりがいいとか伸びるとかは少しは影響するとは思うのだけど。とはいえ、自分以外の人の感想は重要。良いことは聞き流して、改善点や改良点、不満を集める。それは建設的な生の声であり、改善につながる。

私も自分のホイール使いたいんやけど、作った所からありがたいことにお譲りしている状況。なので、自分が使うのがないんやけど、使ってもらって走ってるの見るのが単純に嬉しい。ほんま、松木さんやいけちゃんからお金を頂いている状況は申し訳ない。いつか供給できるぐらいには採算とれるようにしないとな。

供給ではないのだけど、チーム用のスペアホイールとしてディスクロード用のITLABカーボンクリンチャーを一つ寄付させて頂きました。購入していただいた方に間接的にでも何かサポートできたらいいなというのもあり。とはいえ、チームメンバーであれば誰でも何かあったら使っていただければ嬉しいです。

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