![](https://rbs.ta36.com/wp-content/uploads/2013/07/51ePtmmDg3L._SS400_.jpg)
ついに和書が出たぜよ
海外で有名な自転車科学本の翻訳版が出ている。
自転車の科学の海外版と言うべきかと思ったけど、中身を見るとそうでもない・・・。
近いものはあるが、結構おしゃれなデザインの中に変態的な科学的視点が入っている。
![](http://bikesoup.cc/wp-content/uploads/2013/04/cycling-science-06-1212-lgn.jpg)
フラットデザインな図で書かれた乱流を示す図
どちらかというと、TTやエアロ系の話が目を引く感じで、自転車の科学には無い観点も多数。
上記のような乱流の話が乗っている。
シルベストからシエルボ奈良に移籍したクロノマンの所長も、前方投影面積よりも、体の後ろで発生する乱流の方に気を使うという事を言っていたがまさにその内容が書いてある。上図
![](https://rbs.ta36.com/wp-content/uploads/2013/07/Cycling-Science-book-aerodynamics-498x288-1.jpg)
エアロダイナミクスがどれほどライダーに影響をあたえるか
あとは、エアロダイナミクスでどれくらい影響出るねんという話から、
![](https://rbs.ta36.com/wp-content/uploads/2013/07/Cycling-Science-book-gearing-498x288-1.jpg)
フリクションロスってどのパターンで一番発生するの?
フリクションロスの話(ギア比の話が書いてます。)
と変態科学本で挿絵もシャレオツ。
内容(「BOOK」データベースより)
本書で取り上げた科学の分野は、非常に広い。物理の基本法則の話から、技術のすばらしい話、さらに究極の効率性を実現した車体の話…。バランスや安定性やハンドル操作にまつわる謎の話もあれば、空気力学についての明快な解説もある。本書は、マニュアルやトレーニングガイドとはちがう。そのような本よりもっと深いところまで掘り下げている。とはいえ、誰にでも読める本である。通勤や通学に自転車を使う人でも、サイクリングを趣味にする人でも、レースに勝ちたい人でも、より多くのものを得られるにちがいない。
大型本で図鑑のような感じ。
これはFJT的にもかなりオススメな本です。