Fulcrum(フルクラム)から新型ホイールFulcrum Racing Zero Niteが発売された。MAVICのエグザリット加工と同様のPEO(PEO:Plasma Electrolytic Oxidation)処理とは「プラズマ電解酸化皮膜処理」と言われる。エグザリットと書けないのはMAVICが単にPEO処理をエグザリットと呼んでいるからだけだろう。
Fulcrum Racing Zero Niteの処理はエグザリットと違う?
Fulcrum Racing Zero Niteの「黒い処理」自体はエグザリットと同様のPEO処理だ。エグザリット2加工は英KERONITE社によって行われている。PEO処理を施すことで、アルミ自体を硬くし耐摩耗性を向上させることができる。
このPEO処理により、ブレーキによるリムの磨耗が抑えられる。結果的にホイール自体が高い耐久性を持つことになる。処理自体はPEOなのでエグザリットと同様だが、KERONITE社がフルクラムにも同様の処理を行っているかまでは現時点では不明だ。
Fulcrum Racing Zero Niteの価格
海外では15万~16万程の実売価格で既に販売が開始されている。日本では恐らく198000円と20万近い価格になるのではないだろうか。KSYRIUM SLRの海外販売価格と同様の価格レンジになっている。
Fulcrum Racing Zero Niteの仕様
- クリンチャーリム
- リムハイト23mm,リム幅25mm
- プラズマ電解酸化皮膜処理
- スポーク:F16,R21
- ニップル:アルミ
- フロントハブ:Carbon&アルミ
- リアハブ:プラズマ電解酸化皮膜処理
- 対応ブレーキパッド:カーボン
- USB ceramic bearings
Fulcrum Racing Zero Niteの重量
Fulcrum Racing Zero Niteの変更点
大きな違いとして、ブレーキパッドがカーボン専用になったことと、リアハブにもPEO処理が施されている。今後もしかしたらカンパニョーロシャマルウルトラNITEが発売されるかもしれない。
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