2014年シーズンを振り返り思うこと

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あっという間の2014年シーズンだった。成績はチーム年間総合3位。ほとんどHONDA栃木さん、竹芝さんに持って行かれたシーズンだった。地元開催のTour Of Japan併催堺クリテリウムではElite1,2においてチーム員が優勝した事が印象に残る。

自分自身はどうだったかというと目立った成績はない。

思うのは結果が全ての世界において、前を引いただとか、先頭で展開しただとか、最終コーナーは一番で通過したなどは、思うような結果が出なかったことを丸め込む自己満足に過ぎない。勝って、表彰台あがってナンボだ。

この日、チームの総会と言う名の忘年会があった。チームが高年齢化しておっさんばっかりと揶揄される中、来年は20代の新規加入が多い。当チームの特徴として言えるのは、純正品が多いことだ。他チームから引っ張ってくるというのはほとんどない。

土日の練習会は実業団選手も、自転車を始めたばかりの人も皆同じ練習会に参加する。別に強い人に混ざっても良いし、安全かつ相手に配慮してくれる走りをするならば参加は自由だ。そのような大きな母数の中から、選手が生まれる。

来年は、JPTに参戦してた選手が合流するのと、ロードジュニアアジア選手権に出ていたという人たちが走るというので楽しみだ。

私は毎年登録するか悩む。目標が定まらないと、ただ金払って選手もどきをやるだけだからだ。これだけ選手がいれば自分が走らなくても良いのではないかとも思えるが、「御輿理論」のように、一人が手を抜いて担がなくても機能する御輿にはしてはならない。

明確な目標がないまま、というより目標を探していると言った方が正しいだろうか。シーズンはまたすぐにやってきて、すぐに去って行くのだろう。来年また訪れるであろうこの日に自分は何を残せているだろうか。

冬の乗り込み期間は重要だ。伸びるも落ちるも全ては冬に決まるといって良い。

今はオフロードを一生懸命やって、次はロードか。ファビアンカンチェラーラも冬はMTBを楽しんでる。それで木に激突して、来日が危ぶまれた話は記憶に新しい。色々なことに挑戦し視野を広げる事は無駄ではないだろう。

暖かくなり、春の訪れが待ち遠しいが、今は大きな幹の通った木を育てるために下へ下へと根を張る作業をしていきたい。土台がなければ大きな木を支えられないのだ。

自転車競技のためのフィロソフィー
柿木 克之
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