Youtubeとブログの決定的な差。

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先般、動画というあたらしいジャンルに挑戦した。はじめて投稿した動画は1週間ほどで1.4万PVと多くの方に見て頂いた。しかし、「顔」をだし、「ことば」で何かを表現するということがここまで大変なことなのかと、始めて知った。

10年以上もの間、ブログやツイッター、フェイスブックといったSNSでさまざまな情報を発してきたがどうしても動画というと、軟派なイメージが拭えなかった。しかし、当ブログが硬派かといえばそうでもない。

ただ、表向きに情報として入ってくる「動画」は炎上系だとか、「○○万円買ってみた」や「○○を怒らせた」といった低俗なものがどうしても目につきやすかった(これはある意味で成功しているともいえる)。

もう一つ動画をやらなかった理由がある。それは、動画配信サービスいわばYoutubeというプラットフォームにロックインされたくなかったからだ。ロックインとは、現在利用しているサービスや技術などから別の同種のものへの乗り換えが困難な状態になることだ。

私がブログにこだわってきたのもここにあり、今後のことも考えてnoteとまったく同様の仕組みと技術も自分のブログサイトに組み込んでいる。余談だが、ブログを有料化することは現時点では考えていない。

とはいうものの、時代の流れ、また食わず嫌いはいけないと動画も作ってみることにした。といっても、私ができることといえば自転車機材の話だけだ。だから、まずは自分ができることから挑戦してみようと思った。

今回の記事は、実際に動画撮影を行ってみてわかった「Youtubeとブログの決定的な差」についてまとめた。どちらかといえば、自分自身の気づきや理解をまとめた内容だ。これから動画を続けるのか、それともブログを辞めるのか。それとも。

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的確かつ簡潔に

動画をやってみてわかったことがある。それは「的確かつ簡潔に」だ。実はこれはブログで文章を書くときにも必要なことだ。しかし、わたしのブログをよく見てくださっている方々は重々承知のとおり、余計なノイズ(記事に不要な情報)が多い。

動画は自分が見ていても、スキップしたり、離脱したりする。どのようなときにそのような行動を取るかというと、「話題に関係のないこと」「引っ張りすぎること」「自分に関係のない話」だと思ったときは離脱する。

そう考えると、これまでわたしのブログは長すぎてほとんど読まれていなかったのかもしれない。ただ、書き手である「わたし」は文章を書くのが好きで推敲や校閲はもっと好きだ。インプレッションの記事は気づきけば1万文字以上書くこともある。しかし、文章を書くよりも推敲や校閲をしている時間の方が基本的には長い。

ただ、その文章の中で重要な情報というのは非常に少なかったのかもしれない。できるだけ簡素な言い回しにしようというよりも、詳細に書きすぎてしまい、読者を迷路の中に迷わせていたのかもしれない。

この気づきは、動画を作っている最中に気づかされた。

だから、動画は「的確かつ簡潔に」であることに最も気を使い、容赦なくカットしまくった。このカットされる部分は、ブログの記事で残っている部分だ。動画を作らなければわからなかった部分であり、これからのブログの記事に活かせる部分だと思う。

動画を作ってわかった気づききその1:話も、文字も、的確かつ簡素に。

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展開

「展開」

動画だろうが、文章だろうが物事が進んでいくストーリーは映画に似ている。桃太郎の話をするとき、「桃太郎が鬼退治で財宝を持ち帰る」というシーンが突然冒頭に来るわけがない。3びきの子豚で、1匹目と2匹目が食べられるシーンが突然来たら単なるホラー映画だ。

どちらの物語も、「ストーリー」や「話の組み立て」によって物語全体の感動や理解が深まる。これは、動画も文章も同じだ。いわば、台本のようなものであり構成しだいで良くも悪くも作品の印象は大きく変わってしまう。

これまで、無意識のうちに文章の組み立てを行ってきた。動画を作るときの構成もそれほど苦労がなかった。やり方としては、マインドマップを書いて文章全体の構成を考える。あとは、細かな文章を書いていくといった作業だ。

ここで使っているのが、マインドマップを作るWebサービスのhttps://www.mindmeister.com/だ。これまで、マインドマップを手書きしてきたのだが最近ではWEBで行なうことが多い。意外とアナログなやりかたを行ってきたが、どう考えてもシステムを使うほうが効率がいい。

あとは文章を書くのだが、その際にいつも片手においているのが「【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫)」だ。

新装版 日本語の作文技術
新装版 日本語の作文技術

posted with AmaQuick at 2022.07.22
本多 勝一(著)
5つ星のうち4.1
¥1,540
 

本書の中でもふれられているとおり、小学校でも日本語を書く技術というものは習った覚えがない。本書は「句読点」の打ち方の作法についても詳しく書かれている。本多勝一氏は朝日の記者だったそうだ。余談だが、私は朝日新聞はあまり好きではない。

それでも、本書で学べることは、ここ十年を考えてもTOP3に入るほどの価値があった。会社の報告書やこのブログで役立つことばかりだった。どちらかというと、文系の読み物というよりも理系、プログラミングや英語の文法(配列によって意味を表現する)に近い解説がなされている。

動画も、文章も、全体の展開で作品の善しあしが決まるが、それらを構成している最小単位である言葉や文字の配列の集合体が展開になる。動画で話す「言葉」やブログで書く「文字」であっても共通する部分が多い。

どちらかといえば、読みやすい(理解しやすい)文章は、動画で話すときの言葉であっても同じようだ。動画でもわかりやすい言葉を選ぶためには、文字に落とし込んでも理解しやすい言葉(文字の組み合わせ)を書く必要がある。

動画を作ってわかった気づききその2:構成が作品の善しあしを決める。

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インプットが9割

動画を作ることと、文章を書くときに共通することは「インプットがすべて」だ。知らないことは話せないし、書けない。突然、メタバースのことを話せといわれてもIT業界にいる私でもスラスラと話すことはできない。

ただ、自分で調べて勉強して血肉となれば話したり文章として落とし込むことができる。

膨大な情報を入力したとしても、すべてが必要な情報ではない。必要な情報とそうでない情報取捨選択しなければノイズが入る。それは、動画も文章も同じだ。動画をやってみてわかったのは、文章を書くことよりも瞬間的に言葉にするほうが難しいということだった。

文章は、消したり、追加したりできる。そして、読み直して修正できる。しかし、動画で発する言葉は、いったん空気中に放たれるともう手元に戻すことはできない。そういう意味では、政治家の失言で「ついついいってしまった」ということも理解できるようになった。

その点、作家や記事を書くライターは世の中に文章が放たれるまでに第三者からのアドバイスや校閲、推敲といった原石を磨く作業ができる。これまで私はこの「磨く」作業に慣れてしまっていたせいか、動画で話す内容で「本当はこういいたかった」という箇所があったとしても、もう元には戻せないのだなと思った。

動画は「撮り直し」という方法しか、校閲や推敲に相当する修正ができない。この点は動画の最も難しいと感じたところだ。

インプットが9割で出力される言葉は1割。その1割をどうやって放つのか、動画も文章も同じである一方で、放たれたものの扱いはそれぞれ違う。

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まとめ:動画と文章は相乗効果がある

動画か、それとも文章か。

この問の答えは、「やるのか、やらないのか、どっちなんだい!」のなかやまきんに君的などちらかを選ぶという発想でもなく、「俺か、俺以外か」のローランド的な発想でもない。どちらかといえば、動画と文章はシナジー効果があり、ハイブリッド車のガソリンとバッテリーのような関係がある。

「走る」という行為に対して、「ガソリン」と「バッテリー」の良いところをそれぞれ組み合わせる。同じように「伝える」という行為に対して「動画」と「文章」を組み合わせる。ブログと動画を両方やっている人は少ない。ただ、気になるのは二兎を追うものは、という格言だ。

しかし、それらが組み合わさることによって「伝わる」の質がこれまで以上に上がるのならば、両方を同時に行なうほうが望ましいと思う。そう考えると、Youtubeとブログには伝える、伝わるという目的に対してアプローチの方法が違うだけで差がないのだ。

ただ、いま自分自身に時間が無い。文章を書くことが一番好きなのだが、動画を編集しようとすると撮影→編集→エンコードという作業を行う必要があり1日では終わらない。それでいて、練習時間も必要だ。家のこともしなければならないし、仕事もする必要がある。

ただ、動画も文章も単純に楽しいと思った。特に動画は食わず嫌いだった。自分の容姿や話には自信がない。文章は好きだから続けられる。そして、動画は「いかにわかりやすく話すか」と編集の作業が楽しい。確かにコンテンツありきだけど、プロセスが楽しいと感じる。

それは、自転車のトレーニングにも似ていてレースで勝つことも楽しいけど、目標に向かってトレーニングを積むことも楽しいと感じていることと同じだ。

性格もあるかもしれないが、これからも当然文章も書いていくだろうし、動画も作っていこうと思う。

もしよければ、御覧ください。

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