サプリメントは食事を補うために摂取するものである。その根本は変わらないし、変えても行けない。選手はまず朝昼晩正しく食事を摂取し栄養を取るべきである。それらの根本をまず守ってサプリメントを取るわけだ。ただ、結局今まで色んなサプリメントを試してきた。
効果を感じたものもあれば、効果が無かった(大部分のサプリメント)ものも当然有る。数十種類飲んできておよそ9割は効果がなかったと言えるだろう。その中でも使い続けているサプリメントが有る。いわゆる効果が感じられて(プラシーボかもしれないが)好んで使っているものだ。
その手元に残り今でも使いづつけている3種類を紹介したい。
1種類目:BCAA
学生の頃から使い続けているのがおなじみのBCAA。スキーの選手時代はシーズン中平日も休みなしで滑った。その際に素早く回復させ次の練習に備える必要があった。その際常用していたのがBCAAだ。BCAAは主に回復系のサプリメントとして高い知名度を誇る。
BCAAは体をハードに使うアスリートにとって必要なものだ。なぜ必要なのか。まず高い強度でトレーニングをしたとする。その際に肉体は破壊される。その修復の際に僅かながら身体のパフォーマンスが向上する。その際の補助をBCAAはするわけだが当然食事にも入っている。
ただ、運動後すぐに食事を摂ることが難しいサイクリストやランナーにとって「BCAAだけ摂取する」という欲求が出てくる。その為補助としてBCAAを摂取している。私はボトルにも少量(だいたい3000mg)のBCAAを入れる。実は先日の170kmミドル走後家のBCAAが切れていることに気づいた。
(※その際に再注文したのでこの記事を書いている。)
BCAAを使い続けている理由の一つに「効果」がある。以前高強度の練習をした時に「BCAAの飲んだ場合」「飲まなかった場合」翌日にどう疲労を感じるのか手帳に3ヶ月ほど記載し続けた。「何%疲労が優位に回復した」とはかけないが、確かに飲んだ翌日のほうが疲労度は感じず、出力も出しやすい傾向にあった。
これらは個人差や、摂取タイミング、疲労度とあらゆる要素から変動するものだ。一概には言えないが私の中で効果があったと言えるサプリメントである。
またBCAAは国内の大塚製薬や、明治、味の素といった大手も製造しており国内でも安心して手に入る。ただコストパフォーマンスは国内銘柄はよろしくない。私は海外のBCAAをずっと愛用している。いつも使っているのは以下に紹介するMRM BCAA+G1000だ。
なお肝心の成分についてだが、あまり公にはされていないが「味の素製」とされている。(エビデンスは無)。ただ、Amazonのレビューにも次のように有る。
【品質】
<厚生労働省関連の検疫所で食品検査・検疫済み>という謳い文句を信じるしかないのですが、長期使用して健康面にまったく問題ありません。サプリメントは原材料が外国産でも製造工場が日本なら国産品になり、今は『国内メーカーは安全』で『安価な海外メーカーは低品質』とは言い切れません。国産原料は味の素と協和発酵のアミノ酸は品質が高く、この商品も『味の素製』を謳っています。それが事実でこの価格であるなら文句なしです。
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MRMはBCAAが1kg入っている。例えば私の飲み方3000mgなら3gなので、333回分だ。1回分は19円。19円だ。ちなみにアミノバイタルの3000mgは100円では買えないからどれだけお得なのかランニングコストを考えると計り知れない。
2種類目:鉄
以前、会社の健康診断で鉄欠乏症貧血と診断されてしまった。それから飲み始めているのが鉄だ。ヒジキやほうれん草からも取れるので常用はしなくなったが、汗を多くかいた時やサウナ上がりからは必ずとっている。
以前はネイチャーメイドの鉄を取っていたが、最近はラムネみたいにすぐ食べられる明治ローラの鉄、葉酸を好んでいる。ホント昔ながらのラムネのようで、ポリポリ食べられるから食べ過ぎには注意である。
やはり、持久系アスリートにとって血を作るための鉄は必要な要素である。鉄は某監督から教えてもらった「【第2類医薬品】ファイチ」吸収率が高い。説明を読むと、、、ウムなるほどなという感じ。
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2種類目:アルギニン
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金のグリコの主要成分はアルギニンだ。アルギニンも回復系のサプリメントである。効果は正直なところBCAA程顕著に感じられない。ただ、飲んだ次の日に疲労を感じにくい気がする、と言った表現しかできないが多くの持久系アスリートに愛用されている。
ずっと飲み続けてはいるが金のグリコがなくなったら、買い足すか少し悩む。やめてみてやはり必要だと感じたら買い足すだろう。
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その後、自作しました。
まとめ:サプリメントは補助食品
冒頭でも書いたがサプリメントは補助食品ということだ。普段の三食をまず正しくとっているのが前提である。自然の食品は吸収率も高い。サプリメントが食事の代わりにはならないのだ。
こうやって手元に残ったサプリメントを見て行くと意外と少ないと言える。最終的にはMRMのBCAAだけ残りそうだ。ようするに回復という形で顕著に効果が感じられたのはBCAAが一番ということになる。
鉄はほうれん草やひじき、黒ゴマ、玄米から今後は摂取しサプリメントの摂取量を減らして行きたい。ただ、どうしてもBCAAだけは取り続けるだろう。私にとって回復を早め次の高強度の練習をするために必要だからだ。
各個人で効果や効能は異なるので、いろいろ試してみてほしい。まずは広く使われある程度効果が期待できるBCAAをお勧めしたい。