「フライトの時間があるので早朝練習しませんか?」という誘いに四名の猛者たちが集まる。冬だというのにマイナス気温の世界の中集合場所へみな定時に集まる。「行けたら行きます」「起きられたら行きます」「居なかったら先に行っててください」という言葉はNGワードとして扱われる。
皆、翌日どうなるか不安になりながら明確に寒い中朝練をすると「宣言」するのだ。自分自身に発破をかけるために。4:30起床、4:50出撃。ボトルや空気は前日全て終わってるか玄関近くに出してるバナナ、コーヒー、bcaa、ジャージ一式類を無心で着る。
無意識の中でいつの間にか出撃。
皆、冬のうちからベーストレーニングを淡々と繰り返す。朝レンジャー達の装備は「パールイズミヒーターグローブ」だ。闇夜に怪しく光る。これ電動、というよりバッテリー式のヒーターグローブ。最強。監督、のいちゃん、いしともさん、まえださん。
私はこのプレミアムタイプ。
極寒早朝修行 5時間
一本目の峠23:10 280Wタイム押しはじめた所は信号ぐらい。冬にしては登れてる方か。途中前に感じたことのない感覚があった。最大パワーは上がっていないのだけど、持久力が5%程上がってる。以前は垂れそうだった時、まだ行けると感じられるよういなった。
ベーストレーニングは地味で、更に芽が出にくいのだけど、苦節三ヶ月目わかるぐらいに上がってきてる。あと、レスト中の回復が早くなってきてる。やはりSSTは効いてるなこれ。2つめの峠へ。
8:01 292W
序盤からペースで。淡々と走り、最後は刺されて終わる。スプリント忘れ。次は裏高山。
7:04 292W
最近チーム練習中はパワーメーターを見ない。あれは平地万太郎も書いてたけど「あなたの(脳内)限界お知らせ機器」になるときがある。限界来てないのに、「300W超えているっっ!?MMPから推測するともはやオレの限界っッッ!」となり、パワーメーターにとらわれるので見ない。
多分、チーム練習中は自分で引き出せない精神限界超えないと意味ない。かなり出しきって終わり。
高山にゴールするとなぜかコータロー氏。これからシクロクロスらしい。一応朝練参加(車で)だ!最近流行りつつある「昭和撮り」で監督。
下って箕面パン。休憩して朝練通常スタートへ。マツケンさんと合流して登るといつの間にか、村瀬氏、平田氏が合流。そのまま皆は走りに行き私はフライトの時間があるので離脱。帰りに野間峠で悶絶して終わる。
空港が家の近くなのですぐさまフライト。それでも午前中に五時間半走って帰宅出来たから満足。
箕面パン。コータローさんから教えてもらった。そういや、ステムとハンドルを調整した。これでバイクを引きやすくなる。ノムさんのところで買ったFizikのトラディショナル380mm、ワンバイエスの17°ステム。使って思ったんだが、やはり80mmは短いからハンドリングが繊細。
ロードなら、100mm-120mmのステムでポジション出せるフレームを選ぶのが良いと感じる。フレームサイズで選ぶよりも、使いたいステムの長さから、フレームサイズ出すほうが良いな。あとはハンドルリーチは短いほうが良い感じ。ドロップ量はトラックに慣れると深いほうがいい。
さて飛行機が目的地についたので、つかの間の休息を。多分食いまくるから何も口にしてない。