オシロスコープかよ。
私がSSTの25分にこだわるのには理由がある。ただ、大それた理由ではなくポモドーロ・テクニックのとおりだから。基本的に仕事をする時も、勉強をするときも、記事を書くときもこの法則に従って作業をしている。というのもこの時間が最も集中できて効率がいい。いわゆる「生産性が高い」というやつだ。
集中力の質がいい状態を保てるのは25分だという。
練習も同じで一時間あたりにどれほど仕事量(KJ)やTSSを稼げるかが勝負だ。仕事は数値化されないが、一時間あたりどれほど仕事をしたかはトレーニングのデーターを見ればすぐにわかる。強い選手ほど、一時間あたりの仕事量も高い。ただ、TSSはひとそれぞれだから差があまりつかない。
しかし「その人の中でどれだけ一生懸命か」という怠けているかどうかはTSSでわかる。一日のTSSが100以下だと私の中で怠けている状態だ(厳密に言えばインターバルインテンシティが1に近づくか、超えなくてはならない。今回は1.03)。わたしみたいな凡人に残された道は、毎日ほんの少しづつ1%いや0.01%ずつ地道に継続して辛いことするしかない。
それでやっと、周りから見たら普通の選手。
月曜日だけど美山のレースが近いのでベースを刺激することにする。目標は285Wで徐々に上げていく作戦。途中のアベレージが288Wだったからせっかくなので290Wを目指す。目指すという腹だと甘い。たいてい何がなんでもやりぬくんだという気合がないと足をすくわれる。
25min av,NP共に288W
1000回くらいやめようと思ったけど、毎回同じことを思うのはだんだんと意味がないことに気づいてきたから、呼吸を楽にする方法だとか、ポジション、筋肉の使い方、いろんなことを考える。できると信じてやらないと、できることもできない。
ローラーをやり終えたあとの達成感は半端ない。キツければ、キツイほど、レバレッジが働いて達成感が増す。辛いことの先には達成感が待ってる。そうすると、辛いことができるようになっていく。強豪選手たちに比べたら低い数値なんやけど、自分の中ではまじつらいんだ。
私は25分しか持たないけど、まつけんさんはこれくらいの出力で60分アニメ見ながらやってたな。先日の宇都宮ロードもプロに混じって19位。あ、これはもはやEクラスタに戻って来られないフラグwww
今日の体重は58.2kg 4.95倍
ドイツの文豪ゲーテは「知ることだけでは十分ではない、それを使わないといけない。やる気だけでは十分ではない、実行しないといけない」と言った。実行して、知識を使う。データーとして出力をアウトプットしてなんぼや!と思いながら最後まで踏み続けた。
今週はツアーオブジャパン併催の堺クリテ。最大パワーが低い私にとってクリテリウム得意じゃないけど、立ち回りとか、展開とか楽しんで走ろう。ベースはそろそろできてると思うし。とはいえ、強い人はたくさんいるから悩みどころだわな。
レースにちゃんと出てるブロガーもおもろいやろ。