自然界に見る練習の本質

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今朝実家からアサガオの写真が送られてきた。何かと聞けば私が小学校一年生の時に、学校で育てていたアサガオの種だという。というのも1年生の時に回収した種を家に持って帰ってきて、確か6年生まで毎年育ててた。実はこの種のモトは転勤で住んでた沖縄から持ってきた。

よくもまぁ、転勤の時のゴタゴタの時に持って帰ってきたもんだと感心したが、どうやら親は毎年毎年咲かせていたらしい。というかもはやあれから30年近いのではないか。。。なんとも感慨深い。毎年花を咲かせ、散って、種をつける。種を大事にとって、来年また植える。

そしてまた花を咲かせる。

ふと考えると、綺麗な花が咲き続けていて欲しいが、こうやって枯れて、散って、また来年花を咲かせるというドラマが良いのだろう。その積みかせねは、どこにも記録されていないが、育てた人の心の中に年輪のように刻まれる。

「小学校一年生の時のアサガオ」

この一連のルーティンはトレーニングにも似ている。冬の間に種を巻き、春先に芽を少しつづ出し、花を咲かせる。花の咲き方は人それぞれだけど、毎日毎日せっせと水をやる。一日の積み重ねが、一つの結果へとつながっていく。そしてオフシーズンがあり、また来年に向けて準備をしていく。

自然界で当たり前に繰り返されている物事は、もしかしたら本質的な部分ではすべての物事に共通しているのかもしれない。花の咲き、必ず散り、種を収穫するように、ずっと強いままではなく、立ち止まって、基礎からやり直す。「何故咲き続けていないんだ」と嘆くよりも、次に向けてせっせと準備をしていくほうが自然なのかもしれない。

今年のピークは9月半ばに持ってくる。どんな咲き方をするかは想像がつかないけど、何かしらの形にはする。やるべきことはやっているから。

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