WAHOO KICKR HEADWIND 心拍数やスピードで風量が変わるリモート扇風機

この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク
ざっくり言うと↓

  • リモート操作可能。
  • 心拍とスピードに連動。
  • 風速48km/hはマジ強風。

DSC05104

HEADWINDを借りていたのだが、購入してしまった。1台は購入した私物だ。本音を言うと「こんな怪しいモン誰が使うんや」という事を当初思っていた。しかし、いざ使ってみるとコーナン(関東のカインズホームやビバホーム相当)の工業用扇風を速攻で手放してしまった。

具体的には、家電リサイクル料金を支払って引き取ってもらった。

理由は単純だ。風力が工業用扇風機にも負けず劣らず期待以上だった。風の強さは十分なうえにコンパクトで場所を取らない。実は、工業用扇風機は思いのほか大きく置き場所に困っていた。そして、なによりHEADWINDはスマートなのが気に入った。Wahooはスマートローラーというイメージがあるが、あえて次のように言い切ってみたい。

「Wahoo最大の発明はKICKR CLIMBではなく、HEADWINDだ。」

DSC05106

「ライダーを冷却する」という1点にこれほどまでこだわった扇風機は見たことがない。様々な工業用扇風機を試してきたがNo.1である。自分で金だしているからバイアスが働いているわけではない。テストして駄目なら今まで使っていた工業用扇風機を使い続ければよいだけだ。

「ロード用のビンディングペダルは、タイムかタイム以外かの2種類だ」という言葉があるが「室内トレーニング用の扇風機は、HEADWINDかHEADWIND以外かの2種類だ」という言葉が(私の中に)生まれた瞬間だった。

自転車の室内トレーニングにオススメな工業用扇風機TOP3
もはや家庭用扇風機に限界を感じているーーー この夏はそんな叫び声が聞こえてきそうだ。これからの季節はとても暑くなる一方で、家の中でローラーを使ったトレーニングをする事がよりいっそう厳しくなっていく。ただえさえジッとしていても暑いのに、自転車を全力で漕ぐ・・・。一般的には理解し難い世界だ。

DSC05105

HEADWINDは「試さないとわからない」という珍しい機材だ。早速、HEADWINDのハードウェア面に確認していこう。本体には、両側に2つの吸気口がある。このデュアルの吸気口は部屋が狭い日本の住宅環境において特にメリットがある。

扇風機の後ろから空気を吸い込むタイプである「それ以外の扇風機」とは異なり、HEADWINDは両サイドから吸気する。そのため、部屋の壁にHEADWINDを直接ベタ置きすることが可能になった。背面吸気の場合は空気の流れが遮られてしまい、そうはいかない。

DSC05109

HEADWINDは、自転車に乗ったサイクリストの姿勢と身体の位置に合うようにするよう設計されている。もしも向きが悪ければ何かを下に敷いて角度を変更する。KICKR HEADWINDの的を絞ったエアフローパターンはインドアトレーニングに特化しているのだ。

しかし、HEADWINDの最大の特徴はただ単に強い風を出すだけではない。ANT+スピードセンサー、心拍モニターとのペアリング、またはファンにスマートトレーナーを直接接続して、KICKR HEADWINDのスピードを制御できる。走行速度の加速と心拍数の上昇に合わせて、ファンスピードも速くなるのだ。

IMG_0038

まず「速度」はヴァーチャルの世界の速度と連動して風速が変わる。下りや高速巡航ならば風速が強くなる。インドアトレーニングでも現実世界と錯覚してしまうかのような「体感」が可能だ。

IMG_0037

「心拍数」は最も現実的な設定かもしれない。心拍数の最大最小でファンスピードが変動する。最も使用頻度が高い設定だ。ただ、心拍というものはその日の調子で必ずしも最大心拍数まで上がらない時がある。

初めはこの心拍数モードにしていたが、その日の調子で結構変わってしまうので、次に紹介する「コントロール」を常用することにした。

IMG_0039

結局この「コントロール」を常用している。室内トレーニングの場合は、乗り始めは体が温まっておらず、寒さを感じることさえある。そのような場合は10%程度の風速で体をならす。そしてレースやメニューがスタートしたあとは、内容に集中するため100%にする。

私の使い方は単純だ。メニューやレースが終了したあとは、ファンスピードを緩める。ここまでで重要なことがある。それは「リモート操作」できるということだ。これがとても便利だ。いちいちバイクを降りてスイッチを触る必要もない。

扇風機でリモコン付きの製品も発売はされている。しかし、リモコンを操作し置き場所に困る事がある。HEADWINDは全てスマートフォンのアプリで操作することが可能だ。一度使ってみないことには本当に便利さはわからないし、伝わりにくいと思う。

ただ、問題はその価格設定である。35000円(税込み)は高いと感じるサイクリストは多いはずだ。海外でも値段は変わらない。おそらく24800円ならばもう少しは手に取りやすいと感じるかもしれない。

ただ、一度その便利さを知ってしまうと無くてはならない存在になってしまった。結局買ってしまった。良いものには惜しみなく投資したほうがいい。工業用扇風機よりもコンパクトで風も強いWahoo Headwindは、いままで注目されてなかった「扇風機」というジャンルに大きな風穴を開けるデバイスだ。

タイトルとURLをコピーしました