低酸素室を所有されている吉岡クリニックさん号に乗るマツケンサン。機材にかなり敏感なので、一度最終プロトタイプホイールに乗ってもらうことに。というのも、自分の感覚が正しいのか、プラシーボなのか判断がわからなかったので、私からはあまり感想や乗り心地等を伝えず。
そのほうが先入観なくていいかなと。
硬いと誤解されがちだけど、違う。ヒステリシスロスの次は、インピーダンスロスを減らすことだ。これをホイールでやるためには振動減衰性を体感できるレベルまで仕上げる。どちらかというと、カリカリのレースホイールではない。体への負担を減らして脚を残せる。登れる。軽い。
外周部分に使うニップルは超々ジュラルミン。0.425gほど。カーボンスポークのハブ側台座は64チタン(Ti-6Al-4V)に最終仕様変更。予定。7月にリリースしたかったけど、納得の行くまで作りこむ予定。
0.1g減らすことにこだわってこそ、結果的に全体の重量が減る。1%の積み重ねは愚かかもしれないけど、ディテールにこだわってこそ全体の仕上がりが変わってくると思うんだ。
サイクル・サイエンス —自転車を科学する
posted with AmaQuick at 2020.07.06
マックス・グラスキン(著), 黒輪 篤嗣(翻訳), 作場 知生(翻訳)
河出書房新社 (2013-06-25T00:00:01Z)
¥3,080
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