2016レースシーズンが始まった。

image

さて、2016年のレース一発目。なにより受付が関西シクロクロスのスタッフだったのが一番良かった。もはや職人芸のレース運営と規定や流れを熟知しているその卓越したスキルはもはや達人の領域に達している。「タイヤ幅測ろかww」というスタッフさんがまた頼もしくも懐かしい。

ただ、シクロクロスの季節は過去においてきた。

2016シーズンが始まる。今年はそこまで多くのレースに出られるわけではないが、1レース1レースを大事に走る。できればリザルトに残る走りができればよいが、勝負とはそう簡単なシナリオ通りには進まない。ただそこが面白いはずだ。

会場は山の中の僻地。よくぞこんな場所を見つけたな、という感じ。路面の状態もよく、走りやすい。オーバーランしなければ落車も無い。だだっ広い空き地をグルグル10周回。この冬やってきたオフトレの調子を見るには絶好の良い機会。

シーズンが近づくにつれ、徐々にわかってきたのは爆発力がやはり無いこと。今日優勝したまつけんさんと冬の間練習したが、やっぱりパワーや爆発力は桁違い。一定の所から爆発するあれが私には足りない。で、レースでも同じようなことがやはり起きる。

シーズン序盤ということもあり、皆仕上がっていない様子。これから徐々に上がってくるんだろう。インターバルはかかるものの10周回下がらないように気を使いながら走る。特にヘマしなければズルズルという感じではない。途中、VCの方が行くので反射的に行く。

後ろを振り返ると第一コーナーで追いつかれたので踏みやめる。「意味もなく無駄に一生懸命前を引く」という走りはしない。最後を逆算して、どうやったら自分の望むべき走りができるか考えて走る。「意味のある走り」は、闇雲に一生懸命前を引くことではない。

前に言われた。「それはお前の自己満足だ」と。レースというのは結果が全てで、それ以上でも、それ以下でもない。「頑張りました」や「前で展開しました」や「前を引きました」というのはダメだったリザルトを後付けで便利に美化する言葉だったのかもしれない。

今年はそういう事を考えないように、走る。

今日はあるひとが応援に初めて来てくれたんだけど、レースというのは家庭の理解が無いと非常に厳しい。サラリーマンをしながら、お小遣いでレースに出る。怪我をしたら収入源を失う。勝っても社会的になにか認められるわけではない。ただ、自己の目標を達成するという事しか得られない。

ただ、その中でも地道に努力して結果に結びつけるまでのプロセスや過程を理解して、知ってもらうということは競技者を(長く)続ける上で非常に重要な事だ。自転車で本来重要とすべき物が失われる事は避けたい。特に自分はその毛が有る。

家のことと自転車の両立、サイクリストにとって最大のテーマなんだろうけど今年はそこを重視して行きたい。そいで結果が出れば御の字。レースはなんとも微妙な結果で終わった。ただ、自分の調子が上がってきている感覚は有るので舞洲へ向けて頑張りたい。

New tire change. ONE x ONE. #boraone #boraone35 #campagnolo #schwalbe #schwalbetires #schwalbeone

ITsanさん(@ta36com)が投稿した写真 –

記事の途中ですが、やっぱり雨でもちゃんとブレーキがよく効くBORAは良かった。

2016シーズンもあっという間に始まって、あっという間に終わっていくんだろう。いつまで走れるかわからないが、1レース1レースを大事にしてリザルトに残る走りを今年はする。孤軍奮闘、いや、色んな意味で本当の友人や仲間は変わらないもんなんだな、と改めて感謝したい。

自転車は良いな。一つの走り、一つのレース、一つの結果で様々なことを考える。普通に生活していたらとてもこんなことを考えることは無いだろう。悩み、苦しみ、そして価値が有るかわからないものへ向かって突き進む。やっていた先には何が有るんだろうか。

今年はやるでよ。

Campagnolo – Bora One 35 – Wiggle