ツール・ド・熊野2013 FIX版

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3日間にかけて行われたツール・ド・熊野2013を振り返る。

E1でシルベストのメンバーと走る3日間

私は知らなかったのだがツール・ド・熊野は古くからシルベストの選手として戦ってきた方にとっては特別なレースなのだそうだ。
「熊野にはロードレースの全てが詰まっている」と所長が昔言っていた。
「熊野は思い入れがあって別物やねん」とキャプテンも言う。
一番思い出に残るレースは・・・とM木師匠も言う。

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それほどまでに魅了する熊野とはどんなレースなのだろうか。所長の全てが詰まっているという意味を再考したい。
3日間にわたっておこなれるプロローグの1日目はさつき温泉を舞台に行われる。展開や、位置取りのうまさで必ずしも脚力が有る人が勝つというわけではないこのステージ、二日目は千枚田を登り、帰りの千切れそうなローテに耐え、最後は熊野クラブ上りゴールというロマン。疲弊しきった体で坂道の1分間のモガキが選手を苦しめる。三日目は、登りと、テクニカルな下り、アップダウン、海風との戦い、漁協のインターバルと脚力差が如実に出る。

そんな過酷な3日間を振り返っていくことにしよう。

前日は今年から登録したE3のTOMOさんと、ふっちーさんと熊野へ向かう。
寝付きはよく、いよいよ長いレースの初日を迎えることになった。

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1日目のKOM(king of Mountain)を登る。
■一日目 五月温泉
3日間あるが、特に脚をためるわけでもなくちゃんと前で展開する事を心がける。後ろでうろうろするなら、前で。そして、先輩の走りをしっかり見るという別の命題も有る。
見て盗むということもやはり重要だ。

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リスペクトする先輩たちの走りを一番近くで見るための特等席がE1のレースで走ることだ。
一日目は落車が多かった。田んぼに落ちる選手もいたし、自分の目の前で落車が起こったが落ち着いて対処できた。
最後は落車で止まり、集団を見送る。順位は散々たるものだったが、これから始まるレースに対して気を引き締めるきっかけになった。

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M木さん< FJTの邪魔しちゃぁうよ(笑
アップの際にパワー計があると便利だなと思うけど、ギア比とケイデンスと負荷でおおよその出力を覚えておく。
だんだんあげていって最後は260wぐらいまであげる。
30秒もがいて、心拍と脚に刺激をいれ、最後に全開で回転させる。200rpmオーバーだったのでよしとする。

やはりレースは坂道や、トンネル前でかかる。今年はトンネルを通って折り返しだから、スピードが出た。

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3日間戦うにはレース後のクールダウンが非常に重要である。プロテインと、マルトデキストリンを配合した回復ドリンクと、マルチミネラルビタミンを摂取し鉄分のサプリを積極的に取る。なによりミネラルが重要だ。回復こそ、調子を上げるための最高の手段である。終わったあとは必ずクールダウン、これは必ずしたい。
一日目の体重57kg。

続いて二日目

一日目の夜は親分の手料理と、勝浦のマグロを買ってくる。

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店長のマッサージを受け、シップを貼り、コンプレッションタイツをはいてねる。
寝る前に緊張していたところ、電話がかかってきて、熊野の夜はすごく星がキレイで、ぼけーっと見ながら一時間ほど話す。リラックスができた。

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二日目は千枚田を登る45kmのラインレース。国道を走り町中を通る。沿道からは子供から、年配の方まで応援が嬉しい。堺クリテリウム、熊野は走っていて気持ちいい。
千枚田に行くまでにかなり集団は高速に進む。ローテーションにはきちんとはいる。町中を過ぎ、トンネルで折り返すとインターバルがかかり、町中を過ぎて、千枚田に入る前のアプローチでリストラが始まる。先頭集団には松木さん、先頭を引くのはN脇さんが見える。
第二集団で登ると、KOMで、シルベストガンバレーと、FJTさんがガンバレー!との懐かしい声。

なぜか所長が居てビックリして千枚田のピークで爆笑してたら、笑ってんじゃねー!と怒られる。もう少しペースあげれたかも。反省。

下りでギリギリまで攻めて第二集団で回す。第一集団が見えているからペースは上がる。最後の交差点で追い付いたが、瞬間的にインターバルがかかりちぎれる。一瞬で離される最後の登りは30秒遅れてゴール。熊野クラブのゴール間際店長の声が聞こえる。

集団からちぎれ、無念のゴールだった。
第二集団で回した選手と検討を称え会う。こういうのがたまらんのだ。敵チームだけどゴールしたら一緒に走った仲間なのだ

三日目につづく

最終日、夜は苗村さんがワインを持ってきて頂いたので、対面に座らせて頂き、まつけんさんの横に座る。
夕飯は普段あんまり食べないんだけど、トマトとスイカと、あんこ団子だけ食べてたら白い目で見られる。

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白目ったらこれや(笑

夜は先輩方といろんな話をする。ほとんどの方々が自分より年上の方で、親の年齢と同じような方々が実業団の一線で走っている。

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ヨーロッパでプロとして走っていた頃の話や、モスクワオリンピック代表の頃の貴重な話を聞けた。
素晴らしい先輩の元で僕はいろいろな指導を受け、チームの一員として走れている。

人間的にも好きな方々で、もし自転車を通じて知り合えていなければどれ程損をしていたのかと思うくらいだ。
会社の人とはそれなりの付き合いだが、寝起きと、同じ皿の上のマグロじゃなくて、釜の飯を食べ、チームとして動く。

どれ程の社会人がこのような機会に恵まれるのだろうか。
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熱い話と少しだけnervousな話題を交わす。顔を見て人と話す。そもそも、人間のコミュニケーションの基本だ。

この日も緊張して、チームに悩んで、酔いが回ってきたところで、小一時間電話をする。この日は星も、動物も見えない。でも静かな山の中で電話をするとなんか、気が落ち着いていく。メンタルを意外な事で立て直すことが出来た。このおかげで3日目のスタートまでコンセントレーションが高まりました。ありがとう。

最後の難関、3日目太地に続く。

シクロワイアードから。素晴らしい太地ステージ。

最終コースはロードレースの全てが詰まっている。
年々E1のレベルが上がっているというので2011,2012,2013の太地ステージの平均速度を見てみた。
2011 37.49km/h
2012 38.22km/h
2013 38.61km/h

たしかに高速化している。
完走率も
E3 41/116
E2 35/60
E1 61/73
F 3/14

かなり低い。

今回はKOMにN村さんがいらっしゃった。
がんばれと、ゲキが飛ぶ。負けてられない。
周回を重ねるごとにリストラが進む。ほんとうに辛いが、ちぎれる程ではない。上がれるポイントを覚えてするする登る。
KOMが過ぎると緩むからそこでするする上がる作戦。最終週のKOMはM木さんが行く。集団は一列棒状で下る。
下り間際、M木さんが出たので一緒に飛び出る。下りを三番手ぐらいで降りる。
漁港に入り最後は30名ほどの集団スプリントへ。
自分の行きたい位置取りがカチッと決まったが、スプリント力が無くそのまま流れでゴール。
3日目が13位

課題は山積みだな。
やっぱり3日目が一番得意だ。

今年はパワーメーター付けてなかったけど去年の二日目はずっと先頭にいたら
25分280Wだった。

今年はもっと低いはず。

わりと考えながら走れた。
課題も多いレースだったが、E1で走れる事がある程度わかったレースでもあった。

あとは、着に絡む走りをそろそろしたい。
3日間サポート頂いた、山崎店長、きりちゃんをはじめ、行き帰りの車でお世話になったTOMOさん。
遠い所応援に来てくださったN村さん。FBやコメントで応援をしてくださった皆様。美味しいご飯を作ってくださった猪又さん。
3日間戦った皆さんに感謝の気持でいっぱいです。

シルベストというチームでみんなと走るという事が楽しい。
これからも、変わらず走りたいと思います。

来年こそはあの木の盾を取りに行きます。

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