ペダリングモニターにデフォルトで入っているタバタトレーニング。それらに関する実際の論文を探して読んでみた。とても興味深い内容だったが、自転車のトレーニング(ロードレースやクリテリウムやヒルクライム)に落とし込んだ場合、補助的なトレーニングであると感じる。
おそらく、このメニューだけやっていてはダメで、組み合わせの一つとしてやるべき。やはりベーストレーニングはSTTの20分がメインだったりする。トレーニングの負荷と時間は、体のどの機能を、どれだけあげられるかその辺の話を突き詰めていかねばならない。
自分の伸ばしたい能力が「一時間の最大パワー」なのか「500Wx30secを10発」なのか、はたまたベースなのか。それらでやることも、ねらう競技の特性も変わってくる。例えばトラック競技なら瞬発力、インターバル耐性の強化だろう。ヒルクライムとはまた違う。
私はクライマーではないけど、ある程度は登れる体にしないといけない。最近、500W程度の力の持続を伸ばしたい。そして、何発も出せるように。自分の足りない部分を伸ばすということは、トレーニングの本質を理解し、探ること。すなわち競技力の向上へと繋がっていく。
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