マツケンパイセンすげぇよなぁ。と思いつつ、よくここまで上げてきたなぁと思うのが第一印象だった。スプリントになったらちょっとわからないなとも。ちょうど一ヶ月前のあの日の練習。
一緒に練習していたから余計に感じたのは、二人選手の努力と練習の積み重ねは尋常じゃなかった。高岡選手のファンでもあるけど、井上選手、マツケンさん、どちらも優勝に近いギリギリのところで、ほんの少しの1%の差を競っていたんだと思う。
実業団のEカテゴリの優勝よりもおきなわの表彰台のほうが何倍も価値がある。その表彰台に発足一年目の自分のチームのジャージが登るなんて夢のような話だ。でも、チームとしてみるとマツケンサンが超絶強いだけで、次が続かない。ロードをまともに走れるのは、50を超えた監督と所長だけだ。
この先
関東に引っ越してしまったから、西日本側のレースが手薄になっても、大阪に残ったメンバーでなんとか走り凌いで来年はせめてチーム年間総合3位には入りたい。結局一人だけに頼りっきりのチームは、個人が強くて、チームは弱い。強そうに見えるだけで、骨組みはもろい。
ちぎれてもいいから、この日本のアマチュアトップ二人が走る練習に、少しでもついていくようなきつい練習に飛び込んでいかないと、強くなれない。ブログ読者は不思議に思うかもしれないけど、チームメンバー多いのだけど、この二人と走れる機会があると知りながら、参加者はほとんどいなかった。
練習は人からやれと言われてやるもんじゃないけど、機会損失だ。トップアマと練習できるのに。でも、ある人は大津からわざわざ車できて練習に参加している。私は、休みを取ってでも彼らがどんな強度で練習してるのかと、一緒に走り、打ちのめされて、絶望する。
ついていけないことは、恥ずかしいことではない。またやろうと思うし、更に高い強度で練習しようと思う。やってはいけないのは、ついていけないからとはじめから決めつけて逃げることだ。行って千切られればそれでいいじゃないか。沖縄対策最後の練習は、井上さんからマツケンさんがちぎれて置いていかれてたんだから。
そのあとは氏のブログの通り。這い上がるか、落ちるかは選手次第だ。ニュースサイトでは栄光ばかり取り上げられるけど、二人の過酷な練習や人間臭さを一緒に走りながら見てると、沖縄のリザルトに胸が熱くなった。帰阪したら、また飲みにでも。
日東書院本社
売り上げランキング: 145,535