どれだけ強くなっても楽にはならない。

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最近、プロライダーやアマチュア界最強の男たちと練習させてもらっていて、本当に生きた心地がしない(しかし、ご褒美的な)

FTPの定点観測は、重要なんだけど問題は強度を上げてトレーニングしないとTSSが恐ろしく低くなる。今日もSSTx2と30×30 やったんだけどパワーが出なくてTSS60ちょいだった。ちなみに、夜やった5min x5はFTPの110%で揃えたからTSSは60ほど。うーん、やはり強度こそ正義。

さらに室温が高すぎる。アイリスオーヤマの除湿機をつけているのだけど、除湿機の仕組み上温風が出る。マジで地獄。朝ローラーで水分だけで1kg減る。昨日のローラーは合わせてTSS130。CTLは130ぐらいまで持っていくようにしている。一日のトレーニングの目安はTSS120-130、レース前の3-4週間は700-900ぐらい。

それで体は強くなるんだけど、TsSで管理してると練習が楽になることはない。そこがいいんだけどね。パワーメーターが不要っていう人はいまだに結構居るんだけど話を聞いていると「パワーメーターを使っていないけどある程度強い自分すごい」という、カウンター表現をしている場合が多い。

純粋に使えば優れたツールなのに、「使わないことで差別化する」というなんとも残念な思考が散見される。「ヒルクライムバイクなんだけどクリテリウムにも使える」みたいなカウンターインプレッションのごとく、「違う」ということに意味を見出してしまうと、本質が見えなくなる。

「パワーメーターを使わないための言い訳」をするのではなく、単なるツールなのだから、無機質に測定器として使うことに注力したほうがいい。電化製品、パソコン、デジカメ、なんだってスペックにこだわる日本人でありながら、こと自分のことになると抽象的で客観的な判断を下してしまう。

パワーメーターは一見難解かもしれないが、データーを蓄積し、客観的に自分自身の能力を客観視できる最高のツールだ。フィジカルを上げるためには攻略法がある。強くなるための近道は、自分自身の能力を客観視できるツールを毎日使って、ほんの僅かな違いに気づいて、カンに頼らないことだ。

それは本当に辛いことだけど、強くなるための近道になる。

今週末も「北摂練」します。まだ書き込みありませんが、JPTからVC福岡さんの佐藤監督率いる御一行様がお見えになる予定、あとは先週の修羅達も来てくれるそうなので、完走目指してがんばります。私程度のレベルだと最近完走できないので、とても面白いと思います(震え)、ダブルボトル必須、補給は乗りながら1000Kcal、4〜5時間ノンストップです。

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