2019経済産業大臣旗ロードE1

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E1にしてはやや長めの108kmの距離を走る経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ。今回はレース前日にも書いたとおり目に見えて強い選手二人が居るのでわかりやすい展開になるだろうなぁ、という感じ。まともにやりあっても当然どうにもならないわけで、では今の状況を踏まえてどうするのか、というのが今回の個人的なテーマ。

E1のレースはパターン化してるきがするのだけど、最後までなんとなく残った選手が最後にヨーイドンして着順が決まる感じ。これだと毎回順位は大体予想がつくから、なんとか別の手を考えねばと。おそらく、高岡さん、寺崎さんのマークはキツイだろうから、それ以外の良さそうな逃げに乗れたら乗るべい、と適当に周回を消化する。

いろんな人と話すと、高岡さんをマーク、という選手が多かったが、そもそもマークできるほどの走力や走りが本人に備わっているのかという根本的な部分が抜け落ちてるように思う。まともにやっても勝てない。逆張りして、むしろ微妙な逃げに乗って、あれよあれよという間にタイム差が開けばええなと思ってた。

4周回下りで前に出たら、三段坂前の直線で前が居たのでそのままブリッジする。RX、フィッツ、バルバ、もうお一方。明らかにフィッツの方はパワーは出てるが上りはそこまで早くない。まこっちさんも、怪我から復帰後だからそこまでだろう。バルバの方は戦略的に戻ったのか、ちぎれたのかは定かではないが、最後は4人に。

最大1分5秒まで開くも、徐々に縮まる。昨年寺崎さんらと8名で逃げた時は1:30まで広がって結局にげきれたが、今回は微妙。とりあえず、逃げきれる望みを捨てずに踏む。あとから考えたら、この無駄足使わなければ、最後は違ったかなと思ったが、何もせずただサイクリングで周回を消化するよりもマシか。

案の定、吸収されてふりだしに戻る。そしたら当然ペースアップするからキツイ。でも、逃げてた後にアタックがかかっても集団はそこまで絞られなかったし、瀕死のわたしがついてけるぐらいのペースだから、今回の広島はかなりイージーモードだったんだろう。

とはいえ、高岡さんはキツイマークの中、何度も何度も抜け出しを試みて、勝つんだからすごいと、単純に思った。

最後は集団に残って三段坂をこなす。もうスプリントモードになっててペースも早くない。とはいえ前に出られそうだったので、つかもっちゃんと共にヘアピンまで。そのままゴール。なかなか逃げ切るのは難しいなと思うレースだった。できれば、何名かがブリッジしてきて10人くらいになってたら良かったと思うが、それはタラレバだろう。ロードレース思い通りに行かないが、そこが面白い。

ただついていって最後までなんとなく残るだけならる誰でも出来るけど、それでは走る意味がない。なんとか格上の選手に頭使って、出しぬいて勝たないと。ということはまだまだ走りは青臭いんだな。次回で今年最後のロードレースだ。TOP10とかどうでもいいから、勝ちたい。

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