楕円から真円にしてみました。
そのレビューって実はあまりないですね。
結果から先に言ってしまえば、Q-ringsやっぱり最高です。楕円を一万キロ乗ってデュラのノーマルクランクに戻したんですが、楕円52/38より真円50/34の方が重く感じます。やっぱりデッドゾーンを軽いギアで抜ける考えは理にかなってるんだと思います。ケイデンスも全体的に上がる傾向にあるようです。
使っている人は逆もやってみて下さい。なお変速性能はデュラが二、三倍上でした。
残念なのは、7950には、楕円がつかない衝撃の事実を知り、急遽165mmのRotor 3Dを注文しました。
私は別にRotorから一切お金をもらっていませんし、全部自腹ですが、楕円を一時的に辞める事によって楕円の真価がわかると思います。
あと楕円と真円の場合でフレームの印象も変わりました。
結構機材って重要だなと思います。
にしても使い慣れた165mmは最高です。
15kgf×0.17m×90回転/分×0.0014=0.3213
この式をぼーっと眺めていると、楕円はやっぱり素晴らしい機材だと再認識する事ができます。
上記の式は、体重60kgの人が三時の位置で体重を全部乗せられた時、かつその後はペダリングロスが発生するから四分の一を取って15kgfとしました。
という事は綺麗に回せない限り、残りの四分の三は、無駄なペダリングとして扱っていることになりますが、楕円はそのデッドゾーンを軽いギアで通過し、三時の位置で最大のギア数になる設計です。
楕円のコンセプトとこの計算式をみているとその相関関係が素晴らしいと感じています。
一番踏める三時から四時の位置で最大となるギアは私の場合はアウター54.5
このビッグギアをより踏めるタイミングで踏むということは、それだけ効率が良く、筋肉への疲労も瞬間的で少ないものだと思います。
ツールで、ウィギンスと、フルームは、O-synmetricの楕円で走り結果としてタイムにも現れています。あと、デッドゾーンを軽いギアで通過するのでケイデンスも上がることから、計算の式からより値が上がることにもなると考えられます。
楕円はトルク型が向いている。
という、漠然とした事をみな口を揃えて言っていますが、計算式と、楕円の形状から正しいと言えるんじゃないでしょうか。私は少なくとも、自分にあっているので来年も使うつもりです。