CANYONがトライアスロンに特化したSPEEDMAXのラインナップを2023モデルに刷新した。ハイエンドグレードCFR、ミドルグレードのCF SLX、エントリーグレードのCFの3モデルを展開する。各モデルとも完成車仕様だ。
2023モデルはすべての完成車にパワーメーターとディスクブレーキを搭載した。エントリーモデルのSPEEDMAXCF7を除く7機種に電子シフトを採用している。また、CF、CF SLX、CFRの各ラインアップのXSサイズには、適正なポジションとハンドリングを実現できる650Bホイールを採用している。
SPEED MAX CFR
ハイエンドモデルのSPEEDMAX CFRは、アイアンマン世界選手権のプロカテゴリー向けに開発されたトップで争うためのバイクだ。エアロパートナーのスイスサイド社と、CFD解析や数千キロに及ぶ風洞実験が行われた。
また、世界トップクラスのトライアスリートたちからのフィードバックにより、スピードとコントロール、システムインテグレーション、快適性とフィット感、そして軽さを最高なバランスで実現している。
SPEEDMAX CFR eTapは、SRAM Red eTap AXS 1×12グループセットとQuarqパワーメーター、Zipp 858 NSWディスクブレーキフックレスホイールを装備している。
SPEEDMAX CFR Di2は、Shimano Dura-Ace 2×12速Di2、インスパイダーパワーメーター付きRotor Aldhu 24クランクセット、DT Swiss ARC 1100 Dicutディスクブレーキホイールを搭載している。
SPEEDMAX CF SLX
ミドルグレードのCF SLXは、CFRと同形状のフレームを採用している。最先端の空気抵抗低減を実現、パフォーマンス向上を目指すバイクだ。違いはカーボン素材でCFRと比較してフレームで約300gの重量増がある。
しかし、より手頃な価格で購入することができるモデルだ。SPEEDMAXCFRとSLXシリーズには、CANYONのCP009フラットまたはCP0021ライズ・エアロダイナミック・ハンドルバーが採用されている。
SPEEDMAX CF SLX 8 eTapは、SRAMのForce eTap AXSとQuarqパワーメーター、Zipp 404 / 808 Firecrestホイールを装備している。
SPEEDMAX CF SLX 8 DISC Di2は、Shimano Ultegra Di2と4iiiiパワーメーター、DT Swiss ARC 1400 Dicutを装備している。
SPEEDMAX CF SLX 7 DISC eTapは、SRAM Rival eTap AXSとQuarqパワーメーター、DT Swiss ARC 1600 Splineを装備している。
SPEEDMAX CF
エントリーグレードのCFは、最も手頃な価格帯だ。空力設計、収納・補給ソリューション、横風やテクニカルなコースでも安心して走りに集中できる妥協のないハンドリングを完璧に組み合わせている。
また外装ケーブルのコクピット、Profile Designのエクステンションにより、輪行での遠征や好みのエクステンションへの交換も容易だ。
SPEEDMAX CF 8 DISC Di2は、Shimano Ultegra Di2と4iiiiパワードメーターと、DT Swiss ARC 1400 Dicutホイールを装備している。
SPEEDMAX CF 7 DISC eTapは、SRAM Rival eTap AXSとQuarq spiderパワードメーターとReynolds ARホイールを装備している。
SPEEDMAX CF 7 DISCは、Shimano 105 2×11機械式コンポに4iiiiパワードメーターとDT Swiss P1800ホイールを装備している。
本日から販売開始
全てのモデルが本日から販売開始だ。